2022-12-24

サウナタイム

東京・渋谷に新店舗「渋谷SAUNAS」登場!
あと2022年。今年は様々なサウナ施設が誕生しました。
その中でもサウナ界で大きな注目を集めているのが「渋谷SAUNAS」。
話題の新店の魅力を徹底調査するため、オープン前の「渋谷サウナス」に取材した。
「渋谷サウナ」とは?
東京・渋谷駅から徒歩4分。東京を代表する高級ホテルの一つであるセルリアンタワー東急ホテルを過ぎると、桜ヶ丘の斜面に荘厳なサウナ施設があります。それが「渋谷サウナ」です。
東京には上野、新宿、池袋など、サウナのホットスポットがたくさんあります。
そのため、多くのサウナにとって、渋谷にサウナが欲しいという要望がありました。

渋谷には男女9室のサウナ室と4つの水風呂、露天風呂まであります。
そしてなにより…当施設の総合プロデューサーはあの「茶道」の原作者・田中克樹さん!
日本のみならず世界のサウナを見てきた田中克己氏が総合プロデューサーを務め、男女合わせて9室のサウナルームを完備。サウナの夢の楽園、それが「渋谷SAUNAS」。
東階「LÄMPI」
渋谷SAUNASのバスルームは大きく2フロアに分かれています。
東側に「LÄMPI」、西側に「WOODS」
これらのフロアは、毎日男女が入れ替わります。
「LÄMPI」は偶数日が女性、奇数日が男性です。
「WOODS」は偶数日が男性、奇数日が女性。
東側のLÄMPIから始めましょう。

2階の更衣室から着替えて浴室に入ると、最初に出会うサウナが「BED」。

その名の通り、寝転がれるサウナです。
フィンランドには横になれるサウナがたくさんあり、サウナ専用の枕まであります。
ローリュウの湯気がじわじわと全身を包み、気持ちいい。蒸し毛布のようなものです。

次のサウナは「ムスタ」です。ムスタは黒を意味します。

サウナルームの店内は真っ黒で静か。光や音などの情報はなく、ただ静かな時間を楽しむ。
フィンランドの湖畔の夜の静けさ。

2階の水風呂の名前は「MATALA」
「浅い」という意味です。寝転びながら全身をクールダウン。

ここで気をつけてほしいことがあります。頭を休める場所。後頭部がすっぽり水に浸かるように設計されているので、全身を冷やすことができます。

バスルームの階段を上り、3階に上がると露天風呂ができるスペース。
木目調の明るい空間で、深さ160cmの大浴場「SYVÄ」がお出迎え。

3階で最初に見つけたサウナは「KELO」

フィンランド直輸入の希少性の高い木材を贅沢に使用。
そしてなんと、ここで泡立てが受けられます。

そしてこちらのサウナ「SOUND」は、3階で注目を集めています。

このサウナルームの監修は、あの「MUSIC FOR SAUNA」でおなじみの作曲家・徳指健吾氏。
天井の形状やスピーカーの配置など、音響を計算しつくしたサウナルーム。
SOUNDサウナに入ったら、蒸していただきたいです。ロウリュの音と部屋に流れる音楽が重ならないように設計されているので、サウナルームに響き渡るロウリュの音がはっきりと聞こえます。
コンロ上部の天板は独特の形状をしており、音とともにロウリュウの対流が部屋中に広がります。
世界中を見渡しても、ここまで音にこだわったサウナルームはありません。

水風呂でクールダウンするほか、ヨーロッパではおなじみのガスシャワーもあります。
渋谷SUANASにお越しの記念に、ぜひご覧ください。

西階「WOODS」
次にご紹介するのは西フロア「WOODS」。

まずは2階のバスルームから。
最初に見つけたサウナ室は「HARMAA」
HARMAAは灰色を意味します。

サウナルームはただの灰色です。サウナ室でグレーの服装はめったにありません。明るくも暗くもない。神秘的な浮遊感のあるサウナルーム。

お次のサウナルームは「VIHTA」。 サウナルームの正面からは、どこか懐かしいような芳醇な香りが漂ってきます。

サウナ室の壁にヴィフタが飾られているのをよく見かけますが、このサウナ室では、座っているベンチの前にヴィフタがぶら下がっています。
とても贅沢なヴィータを使用したサウナルーム。巻くたびに芳醇で芳醇な香りが漂います。

また、このベンチはバスルームの休憩スペースとしても使えます。背もたれの角度にご注意ください。
研究を重ねた結果、最適な背もたれ角度を考案。
座ってみるとよくわかります…

3階に上がると、東階「LÄMPI」と同じ深さ160cmの水風呂「SYVÄ」が出迎えてくれます。

そしてこちらも「KELO」

もちろん、泡立ても可能です。ケロの香ばしく甘い香りに包まれながら泡立てます。
想像するだけでそう見えます……。

そしてSYVÄの奥にはサウナルームがあります。その名も「TEETÄ」
TEETÄはお茶を意味します。
その名の由来は玄関前ですぐにわかります。

まるで茶室に入るような小さな入り口から身をかがめます。真っ暗なサウナ室。
沈黙とわびさび。日本の心を静かに映し出すサウナルーム。

そして、ひときわ広いサウナ室を発見。その名も「トゥーリ」
TUULIは風を意味します。サウナの風といえば…

はい、それはまだAuf Gooseです。アウフグースを実行するために作成された間取り図があります。私もアウフギッサなのでよくわかりますが、ストーブからの対流を広げるために湾曲した天板。ストーブ前の広いスペース。ベンチの奥行き。これらはすべて、Auf Goose 向けに明確に設計されています。

総合プロデューサー:田中克樹
渋谷SAUNASはワクワクがいっぱい。
この夢のようなサウナ施設の総合プロデュースは、多くのサウナにサウナ利用のきっかけを与えた「茶道」の作者・田中克樹氏。
渋谷SAUNASのオープンにあたり、インタビューをさせていただきました。
ー渋谷SAUNASオープンおめでとうございます。まずは、渋谷SAUNASビル全体のこだわりを教えてください。
田中克樹「5つ教えてあげる。
1. 温冷交互浴が可能な施設であること。
サウナ室、水風呂、露天風呂、全てにおいて満足できる施設は意外と少ないです。
SAUNASは頭まで浸かれる水風呂で、すべてのサウナルームにスチームバスが付いています。都会のサウナでは珍しい、露天風呂につかることができます。
2.ミシュラン二つ星精進料理醍醐の4代目店主 野村佑介氏監修の新ヴィーガンレストラン!
あとは体に優しいビーガンフードが美味しい!
3 「休憩」サウナの提供
サウナルームのテレビは心を落ち着かせますが、脳にとってはそうではありません。
SAUNAS サウナは、森林浴に代表される自然特有の要素やリズムに同調するなど、五感を適度に刺激することで、人間の回復力を正常に戻す役割を果たします。 「脳の休息」を目指します。
4 「キレイ」であること
SAUNASは構造物としても綺麗で、もちろん掃除も行き届いており、建物内は注意喚起などの張り紙が張り付くような空間ではありません。美しさは人のマナーや振る舞いにも影響を与えると思います。
5.変わり続ける
ちょうどいい量の新しい刺激で、脳はよりリラックスします。
サウナは利用者の日常の場であると同時に、
露天風呂の植物のように、日々変化していきます。
また、新しいイベントやサービスにも挑戦し、温浴の楽しみを広げていきます。」
ーありがとうございます。建物に入るとすぐに、あなたが行ったこだわりを実感できます。
サウナにはたくさんの魅力がありますが、「じっくり見てみたい!」と思わせるマニアックなポイントがあれば教えてください。
田中:「こっち見て!」と言えば、施設内、特にサウナ室の照明を抑えて、視覚情報を極力排除しています。 SAUNASでは、注意書きや商品ポスター、目で見える文字情報を極力避けています。嗅覚、音、味覚、触覚を目覚めさせ、感覚的な体験を提供したいと考えています。」
もちろん……。メモやポスターはあまり見かけませんが… サウナを信頼してくださっているとのこと、大変嬉しく思います。
最後に、これから渋谷SAUNASを利用するサウナの方にメッセージをお願いします!
田中克樹:SAUNASの施設内は少しでもリラックスしていただきたいので、密にならないよう人数を制限しております。増加。
また、一部のサウナ室は自噴式となっておりますので、周囲の方への配慮やお好みの湿度調整をお願いいたします。サウナ初心者の手本となるような振る舞いを期待しています」
