サウナGO!GO!

2023-03-13

北村 有 2023/03/12

 日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日テレ系列)がSNSを沸かせている。放送されるたび「#ブラッシュアップライフ」がTwitterトレンド入りするのは、もはや見慣れた光景だ。

 その理由は、一味違う“転生もの”ともいえる斬新な設定はもちろんのこと、アラサー女性の“あるある”を見事に表現している脚本にある。

 脚本を手がけるのは、芸人であり映画監督としても活躍するバカリズム。なぜ40代男性であるバカリズムが、これほどまでに30代女性のリアルを描き出せるのか?




“懐かしすぎる!”ドラマに登場するアレコレ

 主人公は、安藤サクラ演じる近藤麻美。不運にも33歳で交通事故に遭い亡くなってしまった麻美は、真っ白な死後の世界で案内係(バカリズム)から「来世はオオアリクイ」と告げられてしまう。

 オオアリクイではなく人間として生まれ変わるために、これまでの人生をリセットしてやり直すことを決めた麻美。「望んだ生命に生まれ変わる」ためには、徳を積まないといけないらしい。つまり、人生をブラッシュアップしないといけないわけだ。

 麻美は1989年の平成元年生まれで、筆者とまったく同じである。麻美が人生を周回するたびに、同世代にとっては「懐かしい!」の一言に尽きるカルチャーが続々登場する。とくに郷愁をそそられるアレコレを紹介したい。





「けっこうシビア」なシール交換
https://bunshun.jp/articles/-/61212