2023-03-20
3/20(月) 17:00配信
夕刊フジ
キャッチボールで調整する大谷。もう一度WBCで投げる姿を見られるのか(水島啓輔撮影)
準決勝で侍打線の前に立ちふさがるメキシコの先発左腕、サンドバルの特徴を日本代表で最もよく知るのは大谷だ。エ軍ではキャッチボール相手を務める仲。この日も練習中に談笑し、「お互いにね、『気を付けろよ。(エ軍キャンプ地の)アリゾナに行く準備はできてるか?』って言ってました」と軽口をたたきあったことを明かした。
今春キャンプでは打撃練習で対戦しており、その球筋を打席でじっくり見たことは大きなアドバンテージに。「いいイメージを持って臨みたい。別に真っすぐでもスライダーでもチェンジアップでも、自分のスイングができるのであれば問題ない。どんな投手でもそうですけど、まずは自分のタイミングで入って、自分の間合いで振るというのが大事」と攻略に自信を示し、「ちょろちょろと話はしてますけど、明日全体のミーティングがあるのでそこで再確認して、チームとしての攻め方ができれば」と打者全員で共有する考えだ。
イタリアとの準々決勝は投打二刀流で先発も、準決勝は「もう勝つだけ。ピッチャーは抑えてくれると信じてますし、まずはバッターがどれだけ楽にさせてあげるかの勝負」とDHに専念し、バットでの援護を誓う。
投手の調整は決勝に向けたものだとし、「先発はないと思いますし、中継ぎでいく準備はしたいと思っています」と決然と宣言。「ここまで本当にね、球団にわがままを聞いてもらっていますし、本当に許容してもらっているところはある。最後の最後ですし、あとはもう、自分の体と相談しながら決めたい」と語り、登板に向けてエ軍と何らかの合意が得られたことをうかがわせた。
DHで先発しての救援登板となれば、日本ハム時代の16年10月16日、ソフトバンクと戦ったクライマックスシリーズ・ファイナルステージの最終第5戦(札幌ドーム)以来だ。「3番・DH」で先発した大谷は、3点リードの9回にDHを解除して抑えで登板。自己最速165キロをマークして2三振を奪うなど完璧に締め、初セーブで日本シリーズ進出を決めた。
7年前に日本ハムの指揮官として救援二刀流を繰り出した栗山監督のもと、世界一を奪還する場面で再現となるか。あまりにも劇的な胴上げ投手への夢を膨らませつつ、まずは一刀流で目の前のメキシコを撃破する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f2c48a01ca75becf9e7196eceb58349a2f7bf28
https://www.sankei.com/resizer/u-xHZtJgPjU-v-Ca8gVy-vQj6pU=/0x1200/filters:focal(1324x918:1334x928):quality(40)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/7CZHERHELVPQZPP7PLNQBQ3RXI.jpg
夕刊フジ
キャッチボールで調整する大谷。もう一度WBCで投げる姿を見られるのか(水島啓輔撮影)
準決勝で侍打線の前に立ちふさがるメキシコの先発左腕、サンドバルの特徴を日本代表で最もよく知るのは大谷だ。エ軍ではキャッチボール相手を務める仲。この日も練習中に談笑し、「お互いにね、『気を付けろよ。(エ軍キャンプ地の)アリゾナに行く準備はできてるか?』って言ってました」と軽口をたたきあったことを明かした。
今春キャンプでは打撃練習で対戦しており、その球筋を打席でじっくり見たことは大きなアドバンテージに。「いいイメージを持って臨みたい。別に真っすぐでもスライダーでもチェンジアップでも、自分のスイングができるのであれば問題ない。どんな投手でもそうですけど、まずは自分のタイミングで入って、自分の間合いで振るというのが大事」と攻略に自信を示し、「ちょろちょろと話はしてますけど、明日全体のミーティングがあるのでそこで再確認して、チームとしての攻め方ができれば」と打者全員で共有する考えだ。
イタリアとの準々決勝は投打二刀流で先発も、準決勝は「もう勝つだけ。ピッチャーは抑えてくれると信じてますし、まずはバッターがどれだけ楽にさせてあげるかの勝負」とDHに専念し、バットでの援護を誓う。
投手の調整は決勝に向けたものだとし、「先発はないと思いますし、中継ぎでいく準備はしたいと思っています」と決然と宣言。「ここまで本当にね、球団にわがままを聞いてもらっていますし、本当に許容してもらっているところはある。最後の最後ですし、あとはもう、自分の体と相談しながら決めたい」と語り、登板に向けてエ軍と何らかの合意が得られたことをうかがわせた。
DHで先発しての救援登板となれば、日本ハム時代の16年10月16日、ソフトバンクと戦ったクライマックスシリーズ・ファイナルステージの最終第5戦(札幌ドーム)以来だ。「3番・DH」で先発した大谷は、3点リードの9回にDHを解除して抑えで登板。自己最速165キロをマークして2三振を奪うなど完璧に締め、初セーブで日本シリーズ進出を決めた。
7年前に日本ハムの指揮官として救援二刀流を繰り出した栗山監督のもと、世界一を奪還する場面で再現となるか。あまりにも劇的な胴上げ投手への夢を膨らませつつ、まずは一刀流で目の前のメキシコを撃破する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f2c48a01ca75becf9e7196eceb58349a2f7bf28
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