2023-05-17
Jリーグは5月15日に1993年の開幕から30周年を迎える。「FOOTBALL ZONE」では、名古屋グランパスや浦和レッズなどでタイトル獲得に貢献してきた元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏にJリーグの未来像について語ってもらった。
まずはスタジアムに足を運ぶこと、選手の給料、さまざまな角度でのアプローチ法について提言している。
「過去を振り返らないと現在はない。現在を感じないと未来を作れない。そう考えると、Jリーグが始まった頃、あの雰囲気の中で戦える選手たち、サポートできるサポーターたちは今見ていてもすごくワクワクする。
Jリーグが始まったころの盛り上がりを思い出さないといけない。お客さんをスタジアムに呼ぶ。必ずそういうアイデアをみんな持っていると思う。あの盛り上がり、Jはやっぱり面白いという時代をもう1度作ってほしい。
サッカーは夢がある。夢があるから子供たちが来る。子供たちが来るなら親も来る。スタジアムを満員にする。そこから始めないとJリーグは盛り上がっていかない。あの盛り上がりをもう一度作ることが必要」
(中略)
1+1=3になるようなことをやってほしい
「あとは給料。子供たちに『サッカー選手になればこれだけのお金が稼げる』という魅力を伝えることができれば、プレーヤー人口の部分やサッカー人気も増える。
WBCで盛り上がった野球との差を埋めるためにも、1+1=3になるようなことをやってほしい」
選手たちにとって、サッカー選手は仕事。対価ももちろん必要で大事なこと。
そのためにはJリーグがより大きな文化に成長していかなければいけない。さらに、闘莉王氏は今の風潮も指摘した。
「あんまり早くから若くていい選手を(海の)外に出さないでほしい。海外に行っても活躍していない選手はいっぱいいる。それは日本にとって非常に良くないこと。
高いレベルの選手たちは、もう少し日本にいてもらう。そういう若手とベテランの混ざり合いはすごく魅力がある。(香川や長友のように)Jリーグに戻ってきてくれるのはすごくいいこと。
もうちょっと早く戻ってきてほしいけどね(笑)。『あいつもうダメなんじゃ?』『いやいや、まだできるじゃん!』そういう会話があるとまた盛り上がると思う」
タレント性のある選手がファンを呼ぶ。サポーターの声援に後押しされ、何度もゴールを重ねてきた闘莉王氏だからこそ言える、大切な未来への提言。
当時の盛り上がりをもう1度――。次の10年、20年、30年後には日本のサッカー文化がさらに大きな成長を遂げていることを願いたい。
5/14(日) 7:40配信 FOOTBALL ZONE
https://news.yahoo.co.jp/articles/75369542095b4eab0ccec14805b9e682a91ed3f3
https://news.yahoo.co.jp/articles/75369542095b4eab0ccec14805b9e682a91ed3f3?page=2
まずはスタジアムに足を運ぶこと、選手の給料、さまざまな角度でのアプローチ法について提言している。
「過去を振り返らないと現在はない。現在を感じないと未来を作れない。そう考えると、Jリーグが始まった頃、あの雰囲気の中で戦える選手たち、サポートできるサポーターたちは今見ていてもすごくワクワクする。
Jリーグが始まったころの盛り上がりを思い出さないといけない。お客さんをスタジアムに呼ぶ。必ずそういうアイデアをみんな持っていると思う。あの盛り上がり、Jはやっぱり面白いという時代をもう1度作ってほしい。
サッカーは夢がある。夢があるから子供たちが来る。子供たちが来るなら親も来る。スタジアムを満員にする。そこから始めないとJリーグは盛り上がっていかない。あの盛り上がりをもう一度作ることが必要」
(中略)
1+1=3になるようなことをやってほしい
「あとは給料。子供たちに『サッカー選手になればこれだけのお金が稼げる』という魅力を伝えることができれば、プレーヤー人口の部分やサッカー人気も増える。
WBCで盛り上がった野球との差を埋めるためにも、1+1=3になるようなことをやってほしい」
選手たちにとって、サッカー選手は仕事。対価ももちろん必要で大事なこと。
そのためにはJリーグがより大きな文化に成長していかなければいけない。さらに、闘莉王氏は今の風潮も指摘した。
「あんまり早くから若くていい選手を(海の)外に出さないでほしい。海外に行っても活躍していない選手はいっぱいいる。それは日本にとって非常に良くないこと。
高いレベルの選手たちは、もう少し日本にいてもらう。そういう若手とベテランの混ざり合いはすごく魅力がある。(香川や長友のように)Jリーグに戻ってきてくれるのはすごくいいこと。
もうちょっと早く戻ってきてほしいけどね(笑)。『あいつもうダメなんじゃ?』『いやいや、まだできるじゃん!』そういう会話があるとまた盛り上がると思う」
タレント性のある選手がファンを呼ぶ。サポーターの声援に後押しされ、何度もゴールを重ねてきた闘莉王氏だからこそ言える、大切な未来への提言。
当時の盛り上がりをもう1度――。次の10年、20年、30年後には日本のサッカー文化がさらに大きな成長を遂げていることを願いたい。
5/14(日) 7:40配信 FOOTBALL ZONE
https://news.yahoo.co.jp/articles/75369542095b4eab0ccec14805b9e682a91ed3f3
https://news.yahoo.co.jp/articles/75369542095b4eab0ccec14805b9e682a91ed3f3?page=2