2023-03-10
夕刊フジ2023.3/8 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20230308-75F74HPMDVKH5KDB6BYTLH4JRU/
巨人の日本一奪回厳命、96歳、渡辺恒雄主筆が9分間熱弁「読者の数の傾向が勝敗にピッタリ通じる」 原監督「発行部数も増えるよう頑張って参ります」
財界人らによる巨人の応援組織「燦燦(さんさん)会」の総会が7日、都内で開かれ、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(96)が11年ぶりの日本一奪回を厳命した。
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(87)は2019年以来の欠席となったが、渡辺主筆は昨年と同じく9分間の熱弁。「われわれの命は新聞の部数。これは巨人軍の成績に懸かっている。読者の皆さんも、いかに真剣になっているか。読者の数の傾向が勝敗にピッタリ通じる」と訴えた。
渡辺主筆によると、日本ABC協会の公式記録が残る1964年以降、巨人は16度の日本一を誇るが、各年で部数は平均3・2%増。とりわけV9の65―73年では平均5・1%も増えた。逆に日本一を逃した翌74年は0・1%増にとどまったことを2度も話して強調。「5%と0・1%は大変な数の違い」と続けた。
巨人の期待株にも目を配っており、真っ先に挙げたのが楽天から現役ドラフトで加入のオコエ。さらにソフトバンクから移籍のベテラン松田、育成契約の若手左腕・横川にも期待を寄せた。
近年の燦燦会で発行部数が持ち出されるのは異例。強烈なゲキを受けた格好の原辰徳監督(64)は「発行部数も増えるように頑張って参りますので、1年間よろしくお願いします」と力を込めていた。 (塚沢健太郎)
https://www.zakzak.co.jp/article/20230308-75F74HPMDVKH5KDB6BYTLH4JRU/
巨人の日本一奪回厳命、96歳、渡辺恒雄主筆が9分間熱弁「読者の数の傾向が勝敗にピッタリ通じる」 原監督「発行部数も増えるよう頑張って参ります」
財界人らによる巨人の応援組織「燦燦(さんさん)会」の総会が7日、都内で開かれ、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(96)が11年ぶりの日本一奪回を厳命した。
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(87)は2019年以来の欠席となったが、渡辺主筆は昨年と同じく9分間の熱弁。「われわれの命は新聞の部数。これは巨人軍の成績に懸かっている。読者の皆さんも、いかに真剣になっているか。読者の数の傾向が勝敗にピッタリ通じる」と訴えた。
渡辺主筆によると、日本ABC協会の公式記録が残る1964年以降、巨人は16度の日本一を誇るが、各年で部数は平均3・2%増。とりわけV9の65―73年では平均5・1%も増えた。逆に日本一を逃した翌74年は0・1%増にとどまったことを2度も話して強調。「5%と0・1%は大変な数の違い」と続けた。
巨人の期待株にも目を配っており、真っ先に挙げたのが楽天から現役ドラフトで加入のオコエ。さらにソフトバンクから移籍のベテラン松田、育成契約の若手左腕・横川にも期待を寄せた。
近年の燦燦会で発行部数が持ち出されるのは異例。強烈なゲキを受けた格好の原辰徳監督(64)は「発行部数も増えるように頑張って参りますので、1年間よろしくお願いします」と力を込めていた。 (塚沢健太郎)