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　巨人の梶谷隆幸外野手（34）が24日、支配下に復帰した。

　背番号「005」から「13」に戻った梶谷は「番号が変わったのは短かったですけど、リハビリ自体は長かったので。ここからというのはすごい思いますね」と吉報を喜んだ。

　2020年オフにFAで加入した梶谷は21年7月10日の阪神戦（甲子園）で右手甲に死球を受け離脱すると、同年10月に腰椎椎間板ヘルニアを手術。22年には左ヒザを痛め同年5月に再び手術とケガに見舞われた。昨オフには推定年俸2億円のまま育成契約となった。

　背番号13は「僕自身はかなり長く、『野球選手じゃないんじゃないかな』ということも思いましたし、辛かったなというのもあります。ただ家族がすごい支えてくれましたし、特に妻には感謝していますし。その日やる目標だけは忘れないように日々過ごしてました」と苦悩の日々を振り返った。

　原監督は練習日となった23日、「スターティングメンバーでなくても役割はある」と梶谷に左の代打として期待を寄せていた。梶谷も「（監督から）スタメンじゃなくても仕事はあるということを言われたので、まずは今置かれている立場で全力で結果を残したい」とまずは打撃で貢献していくつもりだ。

　度重なるケガに元気に野球ができる喜びを痛感したという。「心が変わりましたね。野球めっちゃ楽しいなと思いますね」と笑った梶谷が1年9か月ぶりに一軍の舞台に立つ。
東スポWEB

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