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2023-05-30

頭部負傷から回復した元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が29日、ラジオ番組のインタビューにも復帰し、チャンピオンズリーグ(CL)などに見解を示した。

ザック氏は今年2月、自宅階段で転倒。頭部を強打して救急搬送され、約1カ月にわたって集中治療室で過ごした。その後、病院でのリハビリを経て先月末に自宅へ戻った元日本代表指揮官。それから約1カ月が経過し、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組に出演するまでに回復した。

「最悪の時は過ぎたように思う」とロマーニャ人指揮官は振り返る。「現在もリハビリを続けていて、特にウォーキングを行っている」と明かす。「2カ月にわたる入院生活で筋力を失ってしまったが、良い方向へ向かっていると感じている」と前を向いた。

そんなザッケローニ氏は、CLのインテルやヨーロッパリーグ(EL)のローマ、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のフィオレンティーナなど、欧州カップ戦の決勝に進出したセリエA3チームに見解を示した。

「イタリア勢3チームともに好感触がある。最も難しいのはインテルだと思うが、(ホーム&アウェーの)180分間での戦いだったとしたら、もっと心配だったと思う。一発勝負であれば、あらゆることが起こりうる可能性がある」

続いてザック氏は、前経営陣の不正問題による勝ち点剥奪が影響して7位に沈み、12シーズンぶりにCL出場を逃したユヴェントスの現状を分析した。

「得点力に関してかなり苦戦しているチームに見える。フィニッシャーは不足していないが、昨日(28日のミラン戦)もピッチのラスト数メートルで困難に陥っているのを見た。(ドゥシャン)ヴラホヴィッチが不在の影響もあるかもしれないね。他の選手たちは全員、フィニッシュよりもチャンスメイクを得意としているからね」

https://news.yahoo.co.jp/articles/767864422613f1831265e474f68844677d792daa