サウナGO!GO!

2023-03-21

2023年3月20日 16:18

東スポWEB

 フィギュアスケートのアイスダンスでトリノ五輪金メダルのロマン・コストマロフ氏(46=ロシア)に、回復の兆しが見えている。

 年末年始のアイスショーで元気な姿を見せていたコストマロフ氏だが、インフルエンザに伴う肺炎により、容体が悪化。人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を長期間使用した影響で、脚の切断を余儀なくされるなど、危険な状態が続いていた。

 そんな中、同国メディア「スポーツ・エクスプレス」は、関係筋の情報として「46歳のフィギュアスケーターは気管切開を行い、現在は意識がある。医師は5時間ごとに血液の値をチェックしている。コストマロフの治療方針が変更され、良い結果が得られている」と報道。人工呼吸器も外れ、言葉を発するようになったという。

 今後は容体が安定次第、リハビリを開始する予定。アイスダンスでソルトレークシティー五輪銀メダルのイリヤ・アベルブフ氏(49=ロシア)は、同国メディア「sports.ru」に対し「私たちはみんな応援している。彼の家族は非常に困難な試練の中にいるが、
私たちにできることは、彼を包括的にサポートすること」と語った上で「コストマロフは意識があり、すべてを理解し、戦う準備ができている、前に進む準備ができている。トンネルの先には光があり、私たちはそれに向かって努力しています」と回復ぶりを強調した。

 まだ予断を許さぬ状況とはいえ、1つ明るい話題となったようだ。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/257543