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現地時間15日、イングランド・プレミアリーグは第8節の延期分が行われ、三笘薫の所属するブライトンはホームのAMEXスタジアムにクリスタル・パレスを迎えた。

12ポイント差で迎えた今シーズン2度目となる「M23ダービー」だが、ダービーマッチに順位や勝ち点差は関係ない。立ち上がりから積極的に仕掛けたクリスタル・パレスがペースを握り、8分にはスルーパスに抜け出したオリーセが決定機を迎えるが、ここはGKスティールが1対1を足でブロックした。

ブライトンの反撃は13分、エストゥピニャンのインナーラップから、エリア内左でボールを受けた三笘がダイレクトでシュートを狙うも、やや角度に欠け18歳のGKホイットワースに正面でキャッチされる。

クリスタル・パレスのホームでもマーチのゴールで前半に先制しているブライトンは、この試合でも同じような時間帯に先制に成功。決めたのは、同じくマーチだった。15分、左サイドでボールを受けた三笘がファーストタッチで中に切り込みラストパス。抜け出したマーチが左足を振り抜くと、ゴール右へと決まってブライトンが先制する。

先制したことで余裕の生まれたブライトンが優位に試合を進め、立ち上がりに手を焼いたクリスタル・パレスのプレッシングをいなしていく。43分には、イエローカードを1枚貰っているドゥクレがマクアリスターを後ろからのタックルで倒したが、カードはなくブライトン側も抗議。さらに前半終了間際にもフェルトマンの突破をファールで止めたが、カードは出ずにハーフタイムを迎えた。

後半、クリスタル・パレスはいつ退場になってもおかしくなかったドゥクレを下げ、エゼを投入。追加点を奪いたいブライトンだが、後半はクリスタル・パレスが盛り返して拮抗した展開となる。

前半ほど高い位置で仕掛ける場面が少なくなった三笘は、79分にエンシソと交代。さらにはウェルベックに代えてファーガソンを投入。85分にはマクアリスターのシュートが惜しくもゴール左へと外れる。

徐々にクリスタル・パレスの強まりつつある終盤、ブライトンはマクアリスターとマーチを下げてサルミエントとウェブスターを投入。審判団の通信機器トラブルのために試合が中断した影響で9分のアディショナルタイムが取られたが、前半の1点を守り切ったブライトンが今季2度目のM23ダービーを制した。

■試合結果
ブライトン 1-0 クリスタル・パレス

■得点者
ブライトン：マーチ（15分）

https://news.yahoo.co.jp/articles/1248c9e74e8ff18f29dde4c43232e2db753ca335