2023-05-21
https://www.afpbb.com/articles/-/3464788
2023年5月21日 18:25
【AFP=時事】
今週、戦国がテーマの新作でカンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)にカムバックする北野武(Takeshi Kitano)監督(76)。東京都内でAFP通信のインタビューに応じ、今は成功に対して「無関心でいたい」と語った。
コメディアンとして名をはせた後、映画監督として高い評価を獲得し、海外ではカルト的な存在の北野氏。現在は自分なりのやり方で物事を進めていると言う。
「海外でのそういう評価があって、こっちとしてはうれしいけれど、なるべく無関心でいたい」と、フランス・カンヌ(Cannes)への出発を前に語った。
「無関心で撮ったものに対して、そういう評価が出てくるなら非常にうれしい。だからといってこっちから擦り寄るようなことは一切ない」
俳優や作家、画家の他、「風雲!たけし城」のような番組のホストなど多彩なキャリアを持つ北野氏にとって、『首(KUBI)』は6年ぶりの長編作品となる。
日本映画の巨匠、黒澤明(Akira Kurosawa)監督の大ファンであるにもかかわらず、『首』を撮影するにあたり、黒澤監督の名作『七人の侍(Seven Samurai)』や『乱(Ran)』にあるような合戦シーンを見ることはあえて避けたと言う。
「影響を受けるの、嫌だから」と北野氏。
「影響されないよう、黒澤作品の合戦のシーンをなるべく見ないようにした。もし似ているのであれば、同じ感覚だったのかもしれない」
■引退について
中略
「今回の映画もこれで最後にしようかと思っていた。けれど撮り終わって役者とか、スタッフの評判がいい」
制作スタッフと役者が評価してくれて、喜んでくれることが「一番最高」だと北野氏は言う。
中略
今後、さらに2本の映画のプロジェクトの話があるが、実際にやるかどうかは分からないと話す。
「自分が好きなようにやって、自分が良いと思うようにやっているだけ」 【翻訳編集】 AFPBB News
全文はソースをご覧ください
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/e/810wm/img_0e473360a3183cc6d087638de42722b8119771.jpg
2023年5月21日 18:25
【AFP=時事】
今週、戦国がテーマの新作でカンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)にカムバックする北野武(Takeshi Kitano)監督(76)。東京都内でAFP通信のインタビューに応じ、今は成功に対して「無関心でいたい」と語った。
コメディアンとして名をはせた後、映画監督として高い評価を獲得し、海外ではカルト的な存在の北野氏。現在は自分なりのやり方で物事を進めていると言う。
「海外でのそういう評価があって、こっちとしてはうれしいけれど、なるべく無関心でいたい」と、フランス・カンヌ(Cannes)への出発を前に語った。
「無関心で撮ったものに対して、そういう評価が出てくるなら非常にうれしい。だからといってこっちから擦り寄るようなことは一切ない」
俳優や作家、画家の他、「風雲!たけし城」のような番組のホストなど多彩なキャリアを持つ北野氏にとって、『首(KUBI)』は6年ぶりの長編作品となる。
日本映画の巨匠、黒澤明(Akira Kurosawa)監督の大ファンであるにもかかわらず、『首』を撮影するにあたり、黒澤監督の名作『七人の侍(Seven Samurai)』や『乱(Ran)』にあるような合戦シーンを見ることはあえて避けたと言う。
「影響を受けるの、嫌だから」と北野氏。
「影響されないよう、黒澤作品の合戦のシーンをなるべく見ないようにした。もし似ているのであれば、同じ感覚だったのかもしれない」
■引退について
中略
「今回の映画もこれで最後にしようかと思っていた。けれど撮り終わって役者とか、スタッフの評判がいい」
制作スタッフと役者が評価してくれて、喜んでくれることが「一番最高」だと北野氏は言う。
中略
今後、さらに2本の映画のプロジェクトの話があるが、実際にやるかどうかは分からないと話す。
「自分が好きなようにやって、自分が良いと思うようにやっているだけ」 【翻訳編集】 AFPBB News
全文はソースをご覧ください
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