サウナGO!GO!

2023-05-19

 総合格闘家で、プロレスラーの桜庭和志(53)がYouTubeチャンネル「前田日明チャンネル」にゲスト出演。「グレイシー・キラー」のスタートとなったホイラー・グレイシー戦に関し、衝撃の事実を打ち明けた。

 総合格闘家の先輩、前田日明氏との対談2回目。桜庭がブレークする端緒となった1999年11月21日の「PRIDE8」メインイベントからトークは始まった。桜庭は終始、ペースを握り、当時「不敗神話」を誇ったグレイシー一族の実力者を圧倒。2R13分16秒、アームロックを極め、ホイラーがギブアップしないのを見たレフリーが試合を止めた。その後も、ホイス、ヘンゾら、並み居るグレイシーを次々と撃破。桜庭は一躍、格闘技界のヒーローとなった。

 激闘から24年。前田氏が「(試合は)何で極まったの?」と聞くと、桜庭は「アームロックですね。でも、(相手の)体が柔らかかったので、極まってないんですよ」とコメント。そして、少し間を置いて、「これ、言っていいんですかね」と、ためらいがちに口を開き、「あの試合は、レフリーストップなしのルールだったんですよ」と意外な事実を語った。

 桜庭によると、アームロックを極めた時も、「このまま(試合が)終わってもつまらない、な」と冷静に判断し、レフリーに「このままいったら、折れますよ」とアピール。「本当はレフリーストップなしなのに、“折れますよ、折れますよ”と言ったら、レフリーが止めっちゃった」と続けた。

 試合後には、グレイシー一族が判定に関して猛抗議。「(レフリーストップなしのルールなのだから)それは、向こうも怒りますよね。僕でも(同じ立場なら)怒りますもん」と、いつもの柔和な笑顔を浮かべながら、桜庭は理解?を示した。
5/16(火) 15:20配信 スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6d4d909ec2254e46bd22ea7eb91b5368d17934e
格闘家の桜庭和志
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