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2023-03-11

また、偉大な名馬が天国へと旅立った。2005年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬で、種牡馬としても多くの活躍馬を出したハーツクライが9日、繋養先の北海道勇払郡安平町・社台スタリオンステーションで起立不能で死んだ。22歳だった。

20年に種牡馬を引退し、功労馬として元気に余生を過ごしていたが、5日に歩様が乱れ、8日には起き上がることが困難に。牧場スタッフの看病もむなしく、9日午後8時半ごろ息を引き取った。社台SSの徳武英介場長は「食欲もありましたし、最後まで調子は何ともなかったんですが…。最後までかっこいいまま、ハーツクライらしいままでした」とコメントした。











◆ハーツクライを管理した橋口弘次郎元調教師「ドバイシーマクラシックを勝ったのが一番の思い出です。本当に強くて感動しましたし、興奮しました。有馬記念もそうですね。ディープインパクトを語るときに、必ずハーツクライが出てきますから。種馬としてもいい子をたくさん出して、ワンアンドオンリーで日本ダービーも勝たせてもらいました。本当に感謝しています」

◆ハーツクライを生産した社台ファーム・吉田照哉代表「最後の最後まで気高く弱みを見せず旅立った、と担当者から聞きました。多くのサンデーサイレンス産駒を手掛けてきましたが、跳ね方、俊敏性、推進力が桁違いでした。勝ったレース、負けたレースも含めて、いろいろな景色を見せてくれました。どうか安らかに眠ってほしいと思います」



https://news.yahoo.co.jp/articles/335244cb8cdee19a7e9587a6346559ec5d682a14