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2023年4月30日 22:22

　ともに元ＳＭＡＰでタレントの中居正広と香取慎吾が３０日放送のフジテレビ系新バラエティー番組「まつもｔｏなかい」で、６年ぶりの共演を果たした。

　共演は６年ぶりだったが、中居が昨年１１月、体調不良で活動休止したころから毎日、香取と連絡を取り合っていたと明かした。

　中居は「香取さんから連絡があった。その日を境に毎日、連絡が来るんですよ。大げさじゃないかと思うかもしれないけど、毎日です」と切り出す。当時、周囲からも体調を心配する連絡をもらっていたが、香取からは「会いに行きたいんですけど、会いに行けますか？」と会うことを望まれた。

　中居は当時〝面会謝絶〟だったという。会うのが厳しいと分かった香取はなおも「電話します。いつならいいですか？」と聞いてきた。中居は「（香取と会って）気持ちがあふれそうになる、切れそうになるのも――だから、電話もタイミングが合ったらと思っていたら、毎日２か月連絡が（来た）」と明かした。

　これを受け、香取は「（中居は）体調を崩す前に連絡をちょくちょくくれていた」と補足。共演は６年ぶりだったが、折を見て連絡を取り合っていたわけだ。香取は、中居に毎日連絡した理由についてこう説明した。

「（ＳＭＡＰとして）ずっと一緒にやってきたし、中居くんはあまのじゃくというか、『大丈夫？』と言っても『大丈夫』で終わるのが分かっていた」

　周囲にも「大丈夫」と説明しているだろうと感じ、「結果的に一人になっているんだろうなと」と直感。「しつこくても会話できれば」と毎日連絡した理由を説明した。

　中居と毎日連絡していたことは、同じく元ＳＭＡＰの稲垣吾郎と草なぎ剛も「知らないと思う」と香取は付け加えた。「昔から僕ら（ＳＭＡＰは）ないじゃないですか、そういう（マメな連絡）のは」と苦笑いした。

　２人は連絡を取り合うだけではなく、年明けに２人きりでランチしたことも告白。香取は「僕のアトリエというか、絵を描く場所にコソコソと（招いた）」と説明し、松本は「６年くらい会っていないと思っていた」と驚いた。

　また、中居は「（自身の）病状を詳しく話したのは、松本さんと慎吾しかいない」とも告白。この日のトークの序盤は「香取さん」呼びだったが、話が進むにつれてＳＭＡＰ時代のように「慎吾」に戻った。

　自身の病状は、香取以外の元ＳＭＡＰメンバーにも言わなかった。その理由について、中居は自身の父の見舞いに香取が来てくれたと明かし、それに恩義を感じて「（病状を）全部話さないと」と決めた。

　中居と香取の絆の深さを感じさせるトークだった。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/261826