2023-06-02
2023/06/02 01:00掲載 amass
https://amass.jp/167144/
クイーン(Queen)のブライアン・メイ(Brian May)がエディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)らと制作したEP『Star Fleet Project』(1983年)。発売40周年を記念したデラックス・ボックスセットが7月14日に発売されます。
このデラックス・ボックスセットから「Star Fleet (Edited Single Version)」が先行公開されています。
●Star Fleet
https://www.youtube.com/watch?v=xVrX-NHJkz0
このデラックス・ボックスセットは、ブライアンのソロ作品のリイシュー企画<ブライアン・メイ / ゴールド・シリーズ>の第3弾としてリリースされるもの。
『Star Fleet Project』はブライアン・メイ&フレンズ名義でリリースされたEPで、1曲目の「Star Fleet」は永井豪原作の特撮人形劇『Xボンバー』が英国で放送された際のテーマ曲をカヴァーしたもの。ブライアンの息子が『Xボンバー』の大ファンであり、それがきっかけでカヴァーしています。アレンジはブライアンが手がけています。
レコーディングは1983年4月21日と22日にロサンゼルスのレコード・プラントで行われ、ギターにエディ・ヴァン・ヘイレン、ドラムにREOスピードワゴンのアラン・グラッツァー、ベースにジェフ・ベックやロッド・スチュワートとも共演したフィル・チェン、キーボードにフレッド・マンデルが参加しています。
今回発売されるデラックス・ボックスセットは2日間の記録を完全収録したもので、CD2枚、LP1枚、7インチ・シングル1枚、さらにその他のコレクターズ・アイテムを含んでいます。
(※中略)
「Star Fleet」制作の経緯についてはこう話しています。
「もしポール・ブリスが子供向けテレビのSFドラマ・シリーズの主題歌として、あれほどキャッチーな曲を書いていなかったら、状況は違っていたかもしれない。次第にそのテーマ曲が頭から離れなくなり、やがて頭の中で展開していく自分なりのアレンジが聴こえるようになってきた。でも、それをどうやって録音すればいいのだろう?
そこで、ある朝、クイーンの活動が一息ついた時、ロサンゼルスで目を覚ました僕は、何本かの電話をかけた。それから何が起こったか、その経緯はこのCDに収録されている音源が語ってくれるはずだ。その成果は、僕にとって一生大切にするであろう宝物となった。
僕らは小さなロックマン・アンプとイヤホンを使い、電話や家で事前に多少の準備をした。それから、僕らはスタジオ入りをした。テープが回った。LAの隣人アラン・グラッツァーが、見たこともないほど太く重いドラム・スティックで、自分のキットを叩きまくった。フィル・チェンは、彼がロッド・スチュワートと組んでいた時に知り合った友達で、ファンク志向のロックという独特のスタイルと、カリブ海の太陽のような陽気なエネルギーとユーモアをこの一団にもたらしてくれた。そして、僕が今まで会った中で最も洗練されたキーボード奏者の一人であるフレッド・マンデルは、象牙の鍵盤と実にテクニカルなシンセ・パッチの両方を軽々と弾きこなし、スペーシーなリフに命を吹き込んでくれた。エド(僕はいまだに彼のことを“エディ・ヴァン・ヘイレン”とは呼べずにいる。そう呼ばれると、イラッとするって何度も彼に言われたからね!)は、ギターをまるでピアノのように弾いていた……まるで電気の妖精のように、いつも茶目っ気のある笑みを浮かべながら、指板でタッピングやスナッピング、それからスライディング、そしてスキッピングをしていたんだ。たとえ彼にとって何か難しいことがあったとしても、それをおくびにも出さなかった。完全なオリジナル。純粋な喜び。彼と一緒に演奏したなんて、正に永遠の名誉だ」
さらにリイシューについてはこう話しています。
「保管庫を開けて、これらのテープを見つけた時は、すごく胸が躍ったよ。僕は一瞬にして、あの素晴らしいエド・ヴァン・ヘイレンをはじめとする友人達と、ギター・フレーズの掛け合いをしているわけだからね。特にエドは悲しいことにこの世を去ってしまったから、とても感慨深いものがある。 その後、フィルも亡くなってしまった。だから、残された僕らが、この束の間の時間を大切にしていきたい」
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
https://www.udiscovermusic.com/wp-content/uploads/2023/06/Brian-May-Star-Fleet-copy.jpg
https://amass.jp/167144/
クイーン(Queen)のブライアン・メイ(Brian May)がエディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)らと制作したEP『Star Fleet Project』(1983年)。発売40周年を記念したデラックス・ボックスセットが7月14日に発売されます。
このデラックス・ボックスセットから「Star Fleet (Edited Single Version)」が先行公開されています。
●Star Fleet
https://www.youtube.com/watch?v=xVrX-NHJkz0
このデラックス・ボックスセットは、ブライアンのソロ作品のリイシュー企画<ブライアン・メイ / ゴールド・シリーズ>の第3弾としてリリースされるもの。
『Star Fleet Project』はブライアン・メイ&フレンズ名義でリリースされたEPで、1曲目の「Star Fleet」は永井豪原作の特撮人形劇『Xボンバー』が英国で放送された際のテーマ曲をカヴァーしたもの。ブライアンの息子が『Xボンバー』の大ファンであり、それがきっかけでカヴァーしています。アレンジはブライアンが手がけています。
レコーディングは1983年4月21日と22日にロサンゼルスのレコード・プラントで行われ、ギターにエディ・ヴァン・ヘイレン、ドラムにREOスピードワゴンのアラン・グラッツァー、ベースにジェフ・ベックやロッド・スチュワートとも共演したフィル・チェン、キーボードにフレッド・マンデルが参加しています。
今回発売されるデラックス・ボックスセットは2日間の記録を完全収録したもので、CD2枚、LP1枚、7インチ・シングル1枚、さらにその他のコレクターズ・アイテムを含んでいます。
(※中略)
「Star Fleet」制作の経緯についてはこう話しています。
「もしポール・ブリスが子供向けテレビのSFドラマ・シリーズの主題歌として、あれほどキャッチーな曲を書いていなかったら、状況は違っていたかもしれない。次第にそのテーマ曲が頭から離れなくなり、やがて頭の中で展開していく自分なりのアレンジが聴こえるようになってきた。でも、それをどうやって録音すればいいのだろう?
そこで、ある朝、クイーンの活動が一息ついた時、ロサンゼルスで目を覚ました僕は、何本かの電話をかけた。それから何が起こったか、その経緯はこのCDに収録されている音源が語ってくれるはずだ。その成果は、僕にとって一生大切にするであろう宝物となった。
僕らは小さなロックマン・アンプとイヤホンを使い、電話や家で事前に多少の準備をした。それから、僕らはスタジオ入りをした。テープが回った。LAの隣人アラン・グラッツァーが、見たこともないほど太く重いドラム・スティックで、自分のキットを叩きまくった。フィル・チェンは、彼がロッド・スチュワートと組んでいた時に知り合った友達で、ファンク志向のロックという独特のスタイルと、カリブ海の太陽のような陽気なエネルギーとユーモアをこの一団にもたらしてくれた。そして、僕が今まで会った中で最も洗練されたキーボード奏者の一人であるフレッド・マンデルは、象牙の鍵盤と実にテクニカルなシンセ・パッチの両方を軽々と弾きこなし、スペーシーなリフに命を吹き込んでくれた。エド(僕はいまだに彼のことを“エディ・ヴァン・ヘイレン”とは呼べずにいる。そう呼ばれると、イラッとするって何度も彼に言われたからね!)は、ギターをまるでピアノのように弾いていた……まるで電気の妖精のように、いつも茶目っ気のある笑みを浮かべながら、指板でタッピングやスナッピング、それからスライディング、そしてスキッピングをしていたんだ。たとえ彼にとって何か難しいことがあったとしても、それをおくびにも出さなかった。完全なオリジナル。純粋な喜び。彼と一緒に演奏したなんて、正に永遠の名誉だ」
さらにリイシューについてはこう話しています。
「保管庫を開けて、これらのテープを見つけた時は、すごく胸が躍ったよ。僕は一瞬にして、あの素晴らしいエド・ヴァン・ヘイレンをはじめとする友人達と、ギター・フレーズの掛け合いをしているわけだからね。特にエドは悲しいことにこの世を去ってしまったから、とても感慨深いものがある。 その後、フィルも亡くなってしまった。だから、残された僕らが、この束の間の時間を大切にしていきたい」
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
https://www.udiscovermusic.com/wp-content/uploads/2023/06/Brian-May-Star-Fleet-copy.jpg