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2023-04-27

2023年4月27日 5時0分スポーツ報知 # 芸能

 TBSの外山惠理アナウンサー(47)がタレントの玉袋筋太郎(55)とパーソナリティーを務めるTBSラジオ「金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ」(金曜・後1時)が今月スタートした。
入社して25年。2016年に亡くなった放送作家の永六輔さんに育てられ、今やラジオの看板アナに。「私はラジオが大好き。やっぱり向き不向きがありますから」と明るく笑い飛ばした。(浦本 将樹)

 アナウンサーではあるが、カメラが苦手だ。「5秒以上、見ていられないんです。笑うなんて、とてもとても」。インタビュー中は明るかったのに、写真撮影になると急にぎこちなくなる。ホームページの写真は20年近く更新していない。

 今月から新番組「―えんがわ」がスタートした。「誰でも遊びに来られる」というイメージのタイトルだ。これまでの金曜日の「たまむすび」が引き継がれる形。
その中で「ラジオTOKYOリメイク」など新しい企画も盛り込んだ。「毒蝮三太夫さんがすごく若い頃の音源などを流したり、当時の関係者も呼んだりします。学生時代からラジオが好きだったのでうれしいです」と喜ぶ。

 相棒の玉袋とは前番組から足かけ7年目となる。お互い気を使うタイプだが「玉さんが心を開く瞬間が、ドアの開く時のように分かるようになった」。今では玉袋のテレビのレギュラー番組「町中華で飲(や)ろうぜ」(BS―TBS)に、最多回数でゲスト出演するなど相性は抜群だ。

 入社当初は苦労を味わった。「テレビは大変。何も思っていない時でも笑顔でいる、というのが難しくて」と振り返る。
堺正章のアシスタントを務めた「チューボーですよ!」を担当した際、週刊誌に「あいさつもできない」と書かれ、母にも怒られた。「子供の頃から、あいさつは必ずするのに。でも、そう思っていない人がいたのかな」と反省する。

 助けてくれたのがその後、「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」で一緒になった永さんだった。毎週番組に届く100通近い苦情の手紙。「私、こんなに嫌われているのかな」と落ち込みながらも、全部読んだ。

 すると、送られてくるはがきの中に「永さんからは『いい面を見てあげて』とありましたが…」というメッセージが目につくようになった。永さんが全ての苦情に返事を書いてフォローしてくれていたのだ。今でも思い返すと涙がにじむという。

 「(永さんは)お礼しても『何のこと?』と自分では絶対言わない人。私も返信を書くことにしました」。出社の度に「不快な思いをさせて申し訳ありません」と、はがきを書く毎日が続いたが、手紙は徐々に応援のメッセージへと変わっていった。
「あの頃が人生で一番成長できました」と振り返る。「ラジオの魅力はリスナーとの距離だと思います。たまにイベントで会っても、ラジオネームを言っていただけると分かりますし。スタジオでも、はがきを見ると顔が浮かんでくるようになります」

 アナウンサーになったのは、テレビ局志望の友達に「いつまで親のすねをかじるの?」と説教され、一緒に書類をもらいに行ったのがきっかけ。文化放送のアナウンサーだった母は「あら、そう」という反応だった。

     ===== 後略 =====
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https://hochi.news/articles/20230426-OHT1T51227.html?page=1