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2023-03-16

公開日:2023/03/16 06:00 更新日:2023/03/16 06:00

 3月16日は「ミドルの日」。男性化粧品トップの「マンダム」がミドル世代を応援することを目的に制定した。

 そのマンダムと言えば、ミドル世代には懐かしいチャールズ・ブロンソンのCMが外せない。

 ブロンソンへ直接電報を打って出演オファーしたというのは本当か?

「電報が始まりかどうかは分かりませんが、ハリウッドスターを日本のCMで起用すること自体がそれまでにないことで、『どうやって交渉の段取りを進めるのか』という時点で非常に苦慮したそうです。
1970年7月に始まったキャンペーン以降、若い男性のみならず女性にまで認知が広がり、店頭ポスターが次々剥がされる事態に。
ラジオのリクエスト番組でもCMのテーマソングであるジェリー・ウォレスの『男の世界』が連日流れ、雑誌にはブロンソンを話題にした記事があちこちに掲載されるなど社会現象になったそうです」(マンダム広報担当者)

 このCMシリーズは10年ほど続いた。

「3年前に亡くなられた大林宣彦さんがCM監督を務められたドラマチックな映像は、マンダムを手にしたチャールズ・ブロンソンが顎をなでながらつぶやく一言、『う~ん、マンダム』が流行語にもなった。発売5カ月でマンダムの知名度は若者の間で98%という驚異的な数値になりました」(前出の担当者)

CMとともにマンダムシリーズは大ヒットとなり、翌71年には社名を「丹頂」から「マンダム」に変更している。



■「丹頂チック」は「ルシード」に

 そのマンダムと言えばもうひとつ、「丹頂チック」が有名だが、今は「ルシード」ブランドに移っている。

「ルシードシリーズは加齢によって細く弱くなった髪にハリやコシを与えながらスタイリングできる点が特徴。特に『ヘアワックス ボリューム&ハード』はボリューム感を出しやすくなっています」(前出の担当者)

 いずれにせよ、50年以上も前のCMが今も人々の記憶に残っているのは、やはり凄い!

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/320131/2