2023-03-14
ヘルシンキ五輪「銀」橋爪四郎氏が死去 故古橋氏と日本競泳界を牽引
3/14(火) 15:52産経新聞
1952年ヘルシンキ五輪の競泳男子1500メートル自由形で銀メダルを獲得した橋爪四郎氏が9日、前立腺がんのため死去した。94歳。和歌山県出身。葬儀・告別式は17日午前11時、大田区南雪谷2の1の7、公益社雪谷会館で。喪主は長男、伸浩(のぶひろ)氏。
「フジヤマのトビウオ」の異名を取った故古橋広之進氏(享年80)とともに、戦後の日本競泳界を牽引(けんいん)し、世界トップの記録を連発。戦後初の五輪、48年ロンドン大会は2人で金、銀メダルが確実視されていたが、日本は招待されず、出場がかなわなかった。
日本水連は、ロンドン五輪の日程に合わせて明治神宮水泳場で日本選手権を開催。1500メートル自由形で古橋氏が世界記録を21秒8も短縮する18分37秒0という驚異的な記録で優勝した。橋爪氏も0秒8差で2着となり、数字上では、ロンドン五輪優勝タイムの19分18秒5を大きく上回っていた。
ヘルシンキ五輪では、南米遠征時にアメーバ赤痢にかかった影響で調子を落とした古橋に代わり、日本競泳界のエース格となった橋爪氏が銀メダルを獲得。引退後は、スイミングクラブの経営と後進の指導の傍ら、財団法人日本水泳連盟顧問などを歴任し、橋爪氏は「古橋と出会えたことが僕の人生で一番良かった」と話していた。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sankei/sports/sankei-_sports_martialarts_F3N2FPDW6BKIJGH5I4QMJEJAMI
3/14(火) 15:52産経新聞
1952年ヘルシンキ五輪の競泳男子1500メートル自由形で銀メダルを獲得した橋爪四郎氏が9日、前立腺がんのため死去した。94歳。和歌山県出身。葬儀・告別式は17日午前11時、大田区南雪谷2の1の7、公益社雪谷会館で。喪主は長男、伸浩(のぶひろ)氏。
「フジヤマのトビウオ」の異名を取った故古橋広之進氏(享年80)とともに、戦後の日本競泳界を牽引(けんいん)し、世界トップの記録を連発。戦後初の五輪、48年ロンドン大会は2人で金、銀メダルが確実視されていたが、日本は招待されず、出場がかなわなかった。
日本水連は、ロンドン五輪の日程に合わせて明治神宮水泳場で日本選手権を開催。1500メートル自由形で古橋氏が世界記録を21秒8も短縮する18分37秒0という驚異的な記録で優勝した。橋爪氏も0秒8差で2着となり、数字上では、ロンドン五輪優勝タイムの19分18秒5を大きく上回っていた。
ヘルシンキ五輪では、南米遠征時にアメーバ赤痢にかかった影響で調子を落とした古橋に代わり、日本競泳界のエース格となった橋爪氏が銀メダルを獲得。引退後は、スイミングクラブの経営と後進の指導の傍ら、財団法人日本水泳連盟顧問などを歴任し、橋爪氏は「古橋と出会えたことが僕の人生で一番良かった」と話していた。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sankei/sports/sankei-_sports_martialarts_F3N2FPDW6BKIJGH5I4QMJEJAMI