2023-05-04
2023年5月3日
チャーリー・アダムズ、BBCニュース
チャールズ英国王とカミラ王妃は6日に戴冠式を控える
昨年9月に即位したイギリス国王チャールズ3世の戴冠式が目前に迫り、招待客リストに載っている人とそうでない人が明らかになってきた。
チャールズ国王は6日、カミラ王妃と共に、ロンドンのウェストミンスター寺院で戴冠式に臨む。
国王は、昨年亡くなった母親のエリザベス女王の戴冠式(1953年)よりも小規模かつ短時間の、そしてより多様な内容の戴冠式にすることを選んだ。
招待状は約2000人に送られている。これまでに判明している招待客の一部を紹介する。
英王室メンバー
多くのイベントと同様、家族がしばしば優先される。まずは、チャールズ国王とカミラ王妃の親族の多くが出席する予定だ。
ウェールズ公ウィリアム皇太子とウェールズ公妃キャサリン妃、国王の妹アン王女と弟エディンバラ公爵エドワード王子も出席することになっている。
多くの憶測を呼んだハリー王子は出席が確認されているが、妻メガン妃は欠席する。戴冠式が行われる6日は、夫妻の息子アーチー王子の4歳の誕生日でもある。
ヨーク公アンドリュー王子は出席する見込みだが、元妻サラ・ファーガソンさんは欠席。ファーガソンさんは招かれなかったという。
娘のベアトリス王女(王位継承順位9位)とユージェニー王女(同11位)も出席する見込み。アン王女の娘ザラ・ティンダルさんと夫マイク・ティンダルさんも出席する。
戴冠式では、ジョージ王子ら子どもにも役割が与えられている
チャールズ国王とカミラ王妃の孫たちも姿を見せ、何人かは戴冠式に参加する予定だ。
ウィリアム皇太子とキャサリン妃の息子で、王位継承権第2位のジョージ王子は、式典で国王夫妻に仕える「侍者」の1人となる。
王妃の孫のガス・ロープスさん、ルイ・ロープスさん、フレディ・パーカー・ボウルズさんの3人と、おいの息子のアーサー・エリオットさんも同じ役割を担い、ウェストミンスター寺院内の行列に加わる。
カミラ王妃の妹のアナベル・エリオットさんと親友のレディ・ランズダウンさんは、王妃の随員として参加する。。
政治家、各国指導者、外国王室
約2000人の出席者には、主要政治家や各国リーダーも含まれる。国家行事なので、招待客リストに誰を載せるかは政府に決定権がある。
リシ・スーナク首相は、閣僚や貴族院(上院)議員らとともに出席する予定だ。
報道によれば、リズ・トラスさんやトニー・ブレアさんら歴代英首相や、スコットランド自治政府のハムザ・ユーサフ第一首相も出席する見通し。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領も出席する。チャールズ国王は3月にフランスを公式訪問する予定だったが、同国で年金改革への抗議デモが激しくなったため延期された。英紙タイムズは消息筋の話として、マクロン氏はイギリスへの「友情、敬意、尊重」を示すために出席すると報じた。
アメリカのジョー・バイデン大統領は、4月にチャールズ国王と電話協議をした際に欠席を伝えた。代わりに妻のジル・バイデンさんが出席する。
ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領とオーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、ともに出席の予定だと表明している。パキスタンのシャバズ・シャリフ首相とフィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領も出席する見通しだと、それぞれの国で報じられている。
また、複数宗教・宗派の指導者や英連邦各国の代表らが出席する予定。
外国の王室メンバーらもロンドンを訪れ、戴冠式に出席すると報じられている。
モナコのアルベール公とシャルレーヌ公妃、スペインのフェリペ国王とレティシア王妃、日本の秋篠宮さまと妻の紀子さま、スウェーデンのカール16世グスタフ国王と娘のヴィクトリア王女などだ。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長も出席するとみられている。同委員長は2月、ウィンザー城で国王と茶を飲んだ。
ボランティア、軍人、慈善事業者
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65446363
チャーリー・アダムズ、BBCニュース
チャールズ英国王とカミラ王妃は6日に戴冠式を控える
昨年9月に即位したイギリス国王チャールズ3世の戴冠式が目前に迫り、招待客リストに載っている人とそうでない人が明らかになってきた。
チャールズ国王は6日、カミラ王妃と共に、ロンドンのウェストミンスター寺院で戴冠式に臨む。
国王は、昨年亡くなった母親のエリザベス女王の戴冠式(1953年)よりも小規模かつ短時間の、そしてより多様な内容の戴冠式にすることを選んだ。
招待状は約2000人に送られている。これまでに判明している招待客の一部を紹介する。
英王室メンバー
多くのイベントと同様、家族がしばしば優先される。まずは、チャールズ国王とカミラ王妃の親族の多くが出席する予定だ。
ウェールズ公ウィリアム皇太子とウェールズ公妃キャサリン妃、国王の妹アン王女と弟エディンバラ公爵エドワード王子も出席することになっている。
多くの憶測を呼んだハリー王子は出席が確認されているが、妻メガン妃は欠席する。戴冠式が行われる6日は、夫妻の息子アーチー王子の4歳の誕生日でもある。
ヨーク公アンドリュー王子は出席する見込みだが、元妻サラ・ファーガソンさんは欠席。ファーガソンさんは招かれなかったという。
娘のベアトリス王女(王位継承順位9位)とユージェニー王女(同11位)も出席する見込み。アン王女の娘ザラ・ティンダルさんと夫マイク・ティンダルさんも出席する。
戴冠式では、ジョージ王子ら子どもにも役割が与えられている
チャールズ国王とカミラ王妃の孫たちも姿を見せ、何人かは戴冠式に参加する予定だ。
ウィリアム皇太子とキャサリン妃の息子で、王位継承権第2位のジョージ王子は、式典で国王夫妻に仕える「侍者」の1人となる。
王妃の孫のガス・ロープスさん、ルイ・ロープスさん、フレディ・パーカー・ボウルズさんの3人と、おいの息子のアーサー・エリオットさんも同じ役割を担い、ウェストミンスター寺院内の行列に加わる。
カミラ王妃の妹のアナベル・エリオットさんと親友のレディ・ランズダウンさんは、王妃の随員として参加する。。
政治家、各国指導者、外国王室
約2000人の出席者には、主要政治家や各国リーダーも含まれる。国家行事なので、招待客リストに誰を載せるかは政府に決定権がある。
リシ・スーナク首相は、閣僚や貴族院(上院)議員らとともに出席する予定だ。
報道によれば、リズ・トラスさんやトニー・ブレアさんら歴代英首相や、スコットランド自治政府のハムザ・ユーサフ第一首相も出席する見通し。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領も出席する。チャールズ国王は3月にフランスを公式訪問する予定だったが、同国で年金改革への抗議デモが激しくなったため延期された。英紙タイムズは消息筋の話として、マクロン氏はイギリスへの「友情、敬意、尊重」を示すために出席すると報じた。
アメリカのジョー・バイデン大統領は、4月にチャールズ国王と電話協議をした際に欠席を伝えた。代わりに妻のジル・バイデンさんが出席する。
ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領とオーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、ともに出席の予定だと表明している。パキスタンのシャバズ・シャリフ首相とフィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領も出席する見通しだと、それぞれの国で報じられている。
また、複数宗教・宗派の指導者や英連邦各国の代表らが出席する予定。
外国の王室メンバーらもロンドンを訪れ、戴冠式に出席すると報じられている。
モナコのアルベール公とシャルレーヌ公妃、スペインのフェリペ国王とレティシア王妃、日本の秋篠宮さまと妻の紀子さま、スウェーデンのカール16世グスタフ国王と娘のヴィクトリア王女などだ。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長も出席するとみられている。同委員長は2月、ウィンザー城で国王と茶を飲んだ。
ボランティア、軍人、慈善事業者
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65446363