2023-05-06
◆第1回ジャイアンツ杯福島大会最終日 ▽決勝 クラーク記念国際仙台3―1巨人=規定による時間制限で6回終了=(6日、福島・ほばら大泉球場)
東北の女子野球チームが県内外のチームと親睦と発展を図る「第1回ジャイアンツ杯福島大会」(報知新聞社など後援)の準決勝と決勝が行われ、硬式部門はクラーク記念国際仙台(宮城)が巨人の女子チームを逆転で破り優勝した。
中学の部(軟式)8チームと、高校・大学・社会人の部(硬式)8チームが参加。硬式部門は18年に東北の高校で初めて創設されたクラーク記念国際仙台や、4月の全国選抜大会で準優勝した花巻東(岩手)、2年目の惺山(山形)、学法石川(福島)や活動を開始したばかりの仙台大(宮城)などが出場した。
前日、福島レッドホープス(福島)とニカラグアの合同チーム相手に8―0で大勝、この日午前に行われた準決勝で関東の強豪クラブ・ZENKO(埼玉)を2―0で破り決勝に進出したクラーク記念国際仙台。巨人との決勝では初回に1点先制されたが2回に反撃、2死一塁から主将・工藤陽菜の二塁打を手始めに4連打で、同校1期生で日本代表の巨人先発・小野寺佳奈から3点。一方の先発・柴田栞奈はその後の巨人打線を無失点に抑えた。
今年から同校のコーチに復帰した広橋公寿氏は、小野寺の同校時代とエイジェック時代に、ともに監督として指導した。工藤は、広橋コーチのアドバイスで「小野寺対策」ポジショニングなどがうまくいったことを明かしつつも、「球は重く変化球も切れていて、本当にすごかった。さすが」と、先輩のレベルに驚き。それでも巨人を破ったことは自信になったようで、「夏(の全国選手権大会)に向けて練習していきたい」と語った。
一方、今季から本格始動した巨人は、4月29日のヴィーナスリーグ・平成国際大(埼玉)戦に次ぐ2度目の黒星。チーム員20人のうち8人が今春高校を卒業したばかりの平均年齢21歳と若いチームながら、初めて高校相手に敗北を喫した。宮本和知監督は、柴田の内角への攻めが鋭く、勝負どころでの1本が出なかったことを悔やみつつ、「東北も女子野球人口が増えて浸透してきている。この流れが他の地域にも広がってほしい」と期待した。
報知新聞社
https://hochi.news/articles/20230506-OHT1T51244.html
2023年5月6日 18時9分
スポーツ報知
東北の女子野球チームが県内外のチームと親睦と発展を図る「第1回ジャイアンツ杯福島大会」(報知新聞社など後援)の準決勝と決勝が行われ、硬式部門はクラーク記念国際仙台(宮城)が巨人の女子チームを逆転で破り優勝した。
中学の部(軟式)8チームと、高校・大学・社会人の部(硬式)8チームが参加。硬式部門は18年に東北の高校で初めて創設されたクラーク記念国際仙台や、4月の全国選抜大会で準優勝した花巻東(岩手)、2年目の惺山(山形)、学法石川(福島)や活動を開始したばかりの仙台大(宮城)などが出場した。
前日、福島レッドホープス(福島)とニカラグアの合同チーム相手に8―0で大勝、この日午前に行われた準決勝で関東の強豪クラブ・ZENKO(埼玉)を2―0で破り決勝に進出したクラーク記念国際仙台。巨人との決勝では初回に1点先制されたが2回に反撃、2死一塁から主将・工藤陽菜の二塁打を手始めに4連打で、同校1期生で日本代表の巨人先発・小野寺佳奈から3点。一方の先発・柴田栞奈はその後の巨人打線を無失点に抑えた。
今年から同校のコーチに復帰した広橋公寿氏は、小野寺の同校時代とエイジェック時代に、ともに監督として指導した。工藤は、広橋コーチのアドバイスで「小野寺対策」ポジショニングなどがうまくいったことを明かしつつも、「球は重く変化球も切れていて、本当にすごかった。さすが」と、先輩のレベルに驚き。それでも巨人を破ったことは自信になったようで、「夏(の全国選手権大会)に向けて練習していきたい」と語った。
一方、今季から本格始動した巨人は、4月29日のヴィーナスリーグ・平成国際大(埼玉)戦に次ぐ2度目の黒星。チーム員20人のうち8人が今春高校を卒業したばかりの平均年齢21歳と若いチームながら、初めて高校相手に敗北を喫した。宮本和知監督は、柴田の内角への攻めが鋭く、勝負どころでの1本が出なかったことを悔やみつつ、「東北も女子野球人口が増えて浸透してきている。この流れが他の地域にも広がってほしい」と期待した。
報知新聞社
https://hochi.news/articles/20230506-OHT1T51244.html
2023年5月6日 18時9分
スポーツ報知