2023-05-23
アメリカ出身音楽博士がスピッツ「美しい鰭」の凄さを分析!「ものすごいテクニックを使ってはる」
5/22(月) 21:11 TOKYO FM+
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1236c9463ce6cc79dc0a467b1fde5b745cdeca2
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、ドクター・キャピタルさん
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230522-00010007-tokyofm-000-1-view.jpg
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。5月18日(木)の放送では、アメリカ出身の音楽博士 ドクター・キャピタルさんを迎え、スピッツの新曲「美しい鰭」の素晴らしさを解説してもらいました。
◆スピッツの新曲「美しい鰭」を分析
南カリフォルニア大学の音楽教授で、関西弁でJポップについて解説するYouTube動画が話題のキャピタルさん。つい先日にはTOKYO FMの特別番組「ドクター・キャピタルの“ヒット曲概論”with 山崎怜奈」でれなちと共演し、Jポップのヒットの法則を解き明かしました。
そんなキャピタルさんが今回注目したのは、劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」の主題歌になっているスピッツの新曲「美しい鰭」。れなちも同曲が好きだと言い、「(ボーカルの)草野マサムネさんのトゲのない歌い方とシンプルなバンドサウンド、心地良すぎて呆気に取られちゃう……」と話します。
キャピタルさんによると、この曲にはさまざまなテクニックが込められており、その1つが“メロディ”。この曲では、イントロ、Aメロの目立たない形で同じメロディを使い、そのうえでサビ頭の目立つところにも同じメロディーが使用されています。これによって、サビまでにひっそり繰り返されることで体に馴染ませ、最後に目立つ形で打ち出すことで、よりキャッチーに聴こえると分析します。
また、リズム面でも「ものすごいテクニックを使ってはる」とキャピタルさん。それはAメロで使われている“変拍子”。普通の曲は、分かりやすい4拍子でリズムが刻まれるものの、この部分は7拍子と珍しいリズムではあるものの、「“高度すぎることを無理矢理やってんなぁ”という感じではなく、ナチュラルに聴こえる。これが、僕たちリスナーを前に前に引っ張ってくれている感じがします。これもスピッツの素晴らしい作曲・編曲力です!」と力説します。
ちなみに、キャピタルさんいわく、洋楽とJポップの違いの1つに、前者はコード進行をそのまま繰り返すことが多く、後者はところどころ新しいコードを入れており、この曲もまさにそうで、「新鮮な風を吹き込んでいるのがスピッツらしいし、Jポップらしい」とベタ褒めします。
この話を受けて、れなちが「スピッツさんって常に進化し続けているのに、変わらぬスピッツらしさがありますよね」と話すと、キャピタルさんは「スピッツは音楽理論的に高度なことをやるけど、それをやりすぎない、そのバランスがほんまに素晴らしい。滑らかなメロディがありつつ、その次には低い音から高い音に飛ぶ飛躍があったり、それが歌詞の意味合いとリンクしていたりして。7拍子も含め、ほんまにところどころセンス良く使っている」と魅力を語ります。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
●Utsukushii Hire
https://www.youtube.com/watch?v=n2m9ebS3tEo
5/22(月) 21:11 TOKYO FM+
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1236c9463ce6cc79dc0a467b1fde5b745cdeca2
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、ドクター・キャピタルさん
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230522-00010007-tokyofm-000-1-view.jpg
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。5月18日(木)の放送では、アメリカ出身の音楽博士 ドクター・キャピタルさんを迎え、スピッツの新曲「美しい鰭」の素晴らしさを解説してもらいました。
◆スピッツの新曲「美しい鰭」を分析
南カリフォルニア大学の音楽教授で、関西弁でJポップについて解説するYouTube動画が話題のキャピタルさん。つい先日にはTOKYO FMの特別番組「ドクター・キャピタルの“ヒット曲概論”with 山崎怜奈」でれなちと共演し、Jポップのヒットの法則を解き明かしました。
そんなキャピタルさんが今回注目したのは、劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」の主題歌になっているスピッツの新曲「美しい鰭」。れなちも同曲が好きだと言い、「(ボーカルの)草野マサムネさんのトゲのない歌い方とシンプルなバンドサウンド、心地良すぎて呆気に取られちゃう……」と話します。
キャピタルさんによると、この曲にはさまざまなテクニックが込められており、その1つが“メロディ”。この曲では、イントロ、Aメロの目立たない形で同じメロディを使い、そのうえでサビ頭の目立つところにも同じメロディーが使用されています。これによって、サビまでにひっそり繰り返されることで体に馴染ませ、最後に目立つ形で打ち出すことで、よりキャッチーに聴こえると分析します。
また、リズム面でも「ものすごいテクニックを使ってはる」とキャピタルさん。それはAメロで使われている“変拍子”。普通の曲は、分かりやすい4拍子でリズムが刻まれるものの、この部分は7拍子と珍しいリズムではあるものの、「“高度すぎることを無理矢理やってんなぁ”という感じではなく、ナチュラルに聴こえる。これが、僕たちリスナーを前に前に引っ張ってくれている感じがします。これもスピッツの素晴らしい作曲・編曲力です!」と力説します。
ちなみに、キャピタルさんいわく、洋楽とJポップの違いの1つに、前者はコード進行をそのまま繰り返すことが多く、後者はところどころ新しいコードを入れており、この曲もまさにそうで、「新鮮な風を吹き込んでいるのがスピッツらしいし、Jポップらしい」とベタ褒めします。
この話を受けて、れなちが「スピッツさんって常に進化し続けているのに、変わらぬスピッツらしさがありますよね」と話すと、キャピタルさんは「スピッツは音楽理論的に高度なことをやるけど、それをやりすぎない、そのバランスがほんまに素晴らしい。滑らかなメロディがありつつ、その次には低い音から高い音に飛ぶ飛躍があったり、それが歌詞の意味合いとリンクしていたりして。7拍子も含め、ほんまにところどころセンス良く使っている」と魅力を語ります。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
●Utsukushii Hire
https://www.youtube.com/watch?v=n2m9ebS3tEo