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2023-03-16

スポーツ報知2023年3月16日 11時21分
https://hochi.news/articles/20230316-OHT1T51046.html

◆WBC2023 ▽1次ラウンドD組 プエルトリコ―ドミニカ共和国(15日・ローンデポ・パーク)

 “死の組”となったD組で優勝候補筆頭のドミニカ共和国がまさかの1次ラウンドで姿を消した。

 ローンデポ・パークはカリブ海のライバル対決、それも2勝1敗同士で1次R突破をかけ超満員。けたたましい応援が続く中、先手を取ったのはプエルトリコだった。

 ドミニカ先発の143勝投手クエトが3回にバスケスの先制アーチなどでつかまって計4失点。その裏J・ソトに2号ソロが飛び出して反撃態勢に入った中盤5回に攻守にわたって躓いた。

 リンドアの中前安打を前進して捕ろうとした昨季新人王ロドリゲスが股間を抜かれフェンスまで転がった。快足のリンドアは全速力でダイヤモンドを一周、中継も乱れてプエルトリコには貴重な、ドミニカには痛恨の1点が入った。

 それでもその裏、無死満塁のチャンスで2試合連続本塁打しているマチャドを迎えたが、まさかの遊ゴロ併殺打に倒れ1点を還しただけ。その後はプエルトリコの救援陣に封じ込まれた。

 ドミニカが1次Rで姿を消すのは2009年大会以来2度目。一方、2大会連続準優勝のプエルトリコは5大会全て1次Rを突破した。

 ドミニカは負傷したゲレロ(ブルージェイズ)の辞退が打線に関して痛手だったが、先発陣もL・カスティーヨ(マリナーズ)、バルデス(アストロズ)といった大物先発陣が参加出来なかったのも最後になって響いた。