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2023-05-11

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa7d864d6ae0d252ae1eeb6b943a7105ac2c520b?page=1

綾野剛、小栗旬、田中圭…「ガーシー砲」を最も被弾した事務所社長が心境を初告白「アイツも追い込まれていたんだと思う」


 俳優の小栗旬(40)が所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」の社長に就任することが、4月26日、同社の創立30周年パーティーで発表された。周辺では「ガーシー砲が鳴り止み、落ち着いたからではないか」と囁かれているが、実際はどうなのか。山本又一朗社長(75)を直撃すると、”受難の日々”について初めて語ってくれた。


ガーシーから徹底マークされたトライストーン

 小栗旬、綾野剛、田中圭、木村文乃、坂口健太郎、赤楚衛二……。今やテレビで「トライストーン」のタレントを見ない日はない。同社は映画プロデュサーだった山本社長が1993年に創業し、一代で築き上げた芸能プロダクションである。

「現場経験が豊富で豪放磊落な性格で知られる山本社長は、俳優たちから絶大な信頼を得ながら同社をここまで大きくしてきた。そんな山本社長が実の息子のようにかわいがってきたのが小栗です。数年前から、山本社長は小栗を次期社長にすると公言していました」(芸能記者)

 だが、昨年2月頃から同社は厳しい局面に立たされてきた。暴力行為法違反(常習的脅迫)などの容疑で国際手配されているガーシーこと東谷義和容疑者(51)の“暴露攻撃”を受けたからだ。

「始まりは綾野剛の未成年者との淫行疑惑でした。まだ参議院選挙に出馬する前だった東谷容疑者は『芸能界をクリーンにする』と、アテンダーとして付き合いのあった同社タレントを次々とターゲットにしていった。攻撃の矛先は山本社長にまで及び、『綾野剛に謝罪会見させるまでやめない』と徹底的に同社を恫喝し続けました」(同)


一番こたえていないのは俺じゃないですか

 飛ぶ鳥落とす勢いだった東谷容疑者だが、今年3月、議員の身分を剥奪され、警察から追われる身に。山本社長にガーシー問題が落ち着いたからお披露目になったのかと訊くと、

「小栗に社長を譲るというのはかねてから公言してきたこと。本人にも7、8年前から言ってきた。会社の大きな節目として考えていた30周年パーティーの場で発表させていただいた次第です」

 と否定した。とはいえ、ガーシー砲の影響は甚大だったのではないか。だが、その問いにも、

「実際、そんなにダメージはないんですよ。ちゃんと仕事をしてこれましたし。アイツは金稼ぐためにやっていただけ。だから放っておくしかなかった」

 と、東谷容疑者を“アイツ”と呼んで言うのである。そして、こう続けた。

「俺は図太いんでね。若い頃にはもっとすごい経験をしてきた。三島の映画(註・三島由紀夫の生涯を題材にした『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』)を作った時なんかは、右翼団体に『三島先生の魂を汚し、金儲けのための映画を作る山本又一朗に天誅を下す』って毎日のように街宣を受けたこともあるし、アメリカではKKKに拳銃を突きつけられた経験もある。あんなのは話にもならない。一番こたえていないのは俺じゃないですか」



世話になったことはある

トライストーンへの“集中砲火”は綾野剛から始まった

 自身が標的にされたことについては、「まったくやましいことはない」と話す。

「僕は意外と女性関係はないんです。調べてもらってもいい。銀座に行ってお姉ちゃんを引っ張り出して、カラオケやって、タクシー代を渡して返すくらいならいいけど、その後のことまで考えていたら、『あそこは社長があの調子だからタレントも』って言われちゃいますからね。僕らにはそういう不自由があるんです」

 ただ、東谷容疑者と付き合いがあったのは事実だという。

「北海道に競走馬を買いに行った時に、飲みに行こうという流れになっても、僕はどこも店を知らない。けど、アイツはそういうところをよく知っている。いつでも電話くださいって言われていたから頼むと、ちゃんと、なんとかっていうグループの社長がシャンパン2本を持って迎えにも来てくれてね。決して安くはなかったですけど、世話になったことはあるんです」