サウナGO!GO!

2023-03-11

2023.3/9 15:30
永瀬白虎

かの「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)が3月末で放送終了することが発表されました。

われら世代にとって、深夜バラエティー番組への〝目覚め〟ともいうべき番組であり、大変残念です。

個人的に強烈な記憶が残っている放送回が「第1回アダルトビデオタイトル大賞」。

当時、所属していた男性週刊誌の巻末に「アダムズアイ」というカラーコラムがあり、そのAV紹介枠を担当しておりました。

本文だけでなく、コラムタイトルも担当記者が書くシステム。そのタイトルがよくAVの本タイトルに転用されていたのです。

とくに多かったのが、今や老舗のアリスJAPAN。担当のO氏から「これ、使っていい?」と連絡があり、数カ月後にはAVタイトルとなる。

高校生の頃から見ている「タモリ倶楽部」で、自分が書いたコラムタイトルが元ネタになっている「桃のせっくちゅ」(主演・小川つぐみ様)、「麗しのシャブリナ」(同・朝岡実嶺様)、「好きこそモノの上手舐め」(同・寺崎泉様)が取り上げられ、(やった!)と高揚した気分になったのです。

当時(1990年代初頭)は、ダジャレおバカタイトルが流行っておりました。

「タモリ倶楽部」の放送開始当初、好きだったコーナーが、ショートメロドラマシリーズ「愛のさざなみ」。

中村れい子様の演じる波子と、企画の流れに関係なく唐突に出会うタモリ氏。

すると「義一さん!」(役名は一義ではない)、「波子さん」で始まる意味不明の寸劇にハマっておりました。

ワタクシは高校1年。(このキレイな女優さんは誰なのだろう?)と。

その後、れい子様が内田裕也氏主演の映画「水のないプール」(1982年)のヒロインであることを知ります。

「R指定」などない時代。どこの映画館だったかは失念しましたが、ひっそりとひとりで観にいった記憶がございます。

クロロホルムで昏睡(こんすい)状態にされ意識がないまま内田氏演じる男に犯されてしまう。

美しい裸体が無抵抗のまま、好き放題される映像に、とてつもない暴力性とエロスを感じたのです。その後、写真集などの美裸体にも感動。作品で脱ぐことをいとわない女優のファンでした。

しかし、れい子様は、96年以降は表立った芸能活動をされていないようで…。

「愛のさざなみ」、もう一度観たいなぁ。 (永瀬白虎)

https://www.zakzak.co.jp/article/20230309-BOZPSX4I7FJTTDK4U4UUQ7PEDY/2/