2023-05-10
5/10(水) 11:02配信 女性自身
5月6日の巨人戦で、中日ドラゴンズのライデル・マルティネス投手(26)が通算100セーブを達成。その記念に翌日、投手陣がサプライズプレゼントとしてケーキを贈ったが、そのケーキに書かれた文言が物議を醸している。
‘17年に育成選手としてキューバから来日し、‘18年5月に一軍デビューを果たしたライデル投手。現在来日7年目であり、6日の試合では1点リードで迎えた9回を無失点に抑え、NPB通算100セーブを達成。この日のお立ち台では「ドラゴンズに感謝したい。キューバから連れてきてくれて仕事をさせてくれて感謝。最初は育成でも、諦めず最後までやろうという気持ちだった。今日、この場に立てて最高です」と語っていた。
そして7日の試合前の練習中、ライデル投手は選手会長の柳裕也投手(29)から「祝100セーブ」と書かれたケーキを贈呈され、その様子を「中日新聞写真部」や「メ~テレ スポーツ部」といった各メディアのTwitterアカウントが伝えた。しかし、そのケーキには「祝100セーブ」だけでなく、こんな言葉も書かれていた。
「亡命、ダメ、ゼッタイ」
政治的な事情などにより、他国に逃れることを意味する亡命。そしてライデル投手の出身国であるキューバは独裁国家であり、やむを得ず亡命を選択するひとたちもいる。
中日といえば4月、同じくキューバ出身のジャリエル・ロドリゲス投手(26)が急遽米国に亡命したのではというニュースがあった。しかし、「亡命、ダメ、ゼッタイ」という文言はライデル投手に贈る言葉として適切といえるだろうか。そのため、ネットでは厳しい声がこう上がっている。
《中日ドラゴンズがキューバ出身選手の100セーブ記念に贈ったケーキに亡命を茶化すようなメッセージを…。この人権意識の欠如はなんなのか》
《「亡命、ダメ ゼッタイ」という言葉でお祝いとはどんな人権感覚なのか。いくら以前所属していた外国人選手が亡命したからといって…》
《「亡命ダメゼッタイ」は流石に異常が過ぎるだろ……》
■球団側は「シャレでしただけ」の一点ばり
そこで本誌は「株式会社中日ドラゴンズ」広報部に取材を申し入れ、「“亡命、ダメ、ゼッタイ”の真意」を尋ねた。すると、担当者はこう話した。
「今回の件はうちうちのサプライズイベントで、“100セーブおめでとう”という意味で、選手がオリジナルでプレゼントをしました。その中に、ちょっと洒落っ気でプレゼントしただけなので。それ以上でもそれ以下でもなく、何の他意もありません。
洒落で入れた、単純にそれだけですね。公式のものでも何でもないので。うちうちでサプライズでやっていたのをどこかが撮って出したんだと思うんですけど。そういうことだけなので、ライデル選手に対して特に意図もないですし。意図があるとすれば、『これからもずっと一緒に頑張っていこうね』っていうのが真意ですね」(以下、カッコ内は「株式会社中日ドラゴンズ」広報部の担当者)
では、「人権意識が欠如している」といった厳しい指摘が次々とされていることについて同社はどう考えているのだろうか?
「あくまでもサプライズ的に、お祝いとして言っているなかの洒落というか。ライデル自身もそれに対して、別に他の選手に対して不満を言ったというわけではありません。本人たちも理解していますし。プライベートのことで、サプライズでやっていることなので。公式のものではないので、公式の見解はほとんどありません」
そして、担当者は「報道に使われてしまったことで、いろんなご意見が出ていると思うんですが、いろんな捉え方をする方がいらっしゃる」といい、こう続けた。
「今後マイナスに取られるようなことは、よく考えて発信していかないと。まぁ、うちが発信したわけじゃないんですけど。よく考えて発信していかないといけないんじゃないかなと思います。これ以前もこれからも、そういう思いは当然あります」
あくまで「シャレだった」という球団側。今後はシャレの“ボーダー”を見極めることも必要そうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f814107eb94d097dea3dbaca60ab83b39a1f1aca
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【野球】中日の守護神ライデル・マルティネス通算100セーブ達成に仲間から祝福のケーキ 描かれた文字は「亡命、ダメ ゼッタイ」 [ニーニーφ★]
5月6日の巨人戦で、中日ドラゴンズのライデル・マルティネス投手(26)が通算100セーブを達成。その記念に翌日、投手陣がサプライズプレゼントとしてケーキを贈ったが、そのケーキに書かれた文言が物議を醸している。
‘17年に育成選手としてキューバから来日し、‘18年5月に一軍デビューを果たしたライデル投手。現在来日7年目であり、6日の試合では1点リードで迎えた9回を無失点に抑え、NPB通算100セーブを達成。この日のお立ち台では「ドラゴンズに感謝したい。キューバから連れてきてくれて仕事をさせてくれて感謝。最初は育成でも、諦めず最後までやろうという気持ちだった。今日、この場に立てて最高です」と語っていた。
そして7日の試合前の練習中、ライデル投手は選手会長の柳裕也投手(29)から「祝100セーブ」と書かれたケーキを贈呈され、その様子を「中日新聞写真部」や「メ~テレ スポーツ部」といった各メディアのTwitterアカウントが伝えた。しかし、そのケーキには「祝100セーブ」だけでなく、こんな言葉も書かれていた。
「亡命、ダメ、ゼッタイ」
政治的な事情などにより、他国に逃れることを意味する亡命。そしてライデル投手の出身国であるキューバは独裁国家であり、やむを得ず亡命を選択するひとたちもいる。
中日といえば4月、同じくキューバ出身のジャリエル・ロドリゲス投手(26)が急遽米国に亡命したのではというニュースがあった。しかし、「亡命、ダメ、ゼッタイ」という文言はライデル投手に贈る言葉として適切といえるだろうか。そのため、ネットでは厳しい声がこう上がっている。
《中日ドラゴンズがキューバ出身選手の100セーブ記念に贈ったケーキに亡命を茶化すようなメッセージを…。この人権意識の欠如はなんなのか》
《「亡命、ダメ ゼッタイ」という言葉でお祝いとはどんな人権感覚なのか。いくら以前所属していた外国人選手が亡命したからといって…》
《「亡命ダメゼッタイ」は流石に異常が過ぎるだろ……》
■球団側は「シャレでしただけ」の一点ばり
そこで本誌は「株式会社中日ドラゴンズ」広報部に取材を申し入れ、「“亡命、ダメ、ゼッタイ”の真意」を尋ねた。すると、担当者はこう話した。
「今回の件はうちうちのサプライズイベントで、“100セーブおめでとう”という意味で、選手がオリジナルでプレゼントをしました。その中に、ちょっと洒落っ気でプレゼントしただけなので。それ以上でもそれ以下でもなく、何の他意もありません。
洒落で入れた、単純にそれだけですね。公式のものでも何でもないので。うちうちでサプライズでやっていたのをどこかが撮って出したんだと思うんですけど。そういうことだけなので、ライデル選手に対して特に意図もないですし。意図があるとすれば、『これからもずっと一緒に頑張っていこうね』っていうのが真意ですね」(以下、カッコ内は「株式会社中日ドラゴンズ」広報部の担当者)
では、「人権意識が欠如している」といった厳しい指摘が次々とされていることについて同社はどう考えているのだろうか?
「あくまでもサプライズ的に、お祝いとして言っているなかの洒落というか。ライデル自身もそれに対して、別に他の選手に対して不満を言ったというわけではありません。本人たちも理解していますし。プライベートのことで、サプライズでやっていることなので。公式のものではないので、公式の見解はほとんどありません」
そして、担当者は「報道に使われてしまったことで、いろんなご意見が出ていると思うんですが、いろんな捉え方をする方がいらっしゃる」といい、こう続けた。
「今後マイナスに取られるようなことは、よく考えて発信していかないと。まぁ、うちが発信したわけじゃないんですけど。よく考えて発信していかないといけないんじゃないかなと思います。これ以前もこれからも、そういう思いは当然あります」
あくまで「シャレだった」という球団側。今後はシャレの“ボーダー”を見極めることも必要そうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f814107eb94d097dea3dbaca60ab83b39a1f1aca
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