2023-06-12
サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督はドイツのサッカー界に日本も参考にすることを勧めるようだ。ドイツ『Deutschlandfunk』で語っている。
2022年2月に広島の監督に就任したドイツ人指揮官のスキッベ氏。日本に赴くまでブンデスリーガではドルトムントやレヴァークーゼンなど、トルコやスイスなどのクラブ、ギリシャA代表を率いてきた。
一方で、現在57歳の同氏は2000年~04年までドイツ代表でルディ・フェラー監督の下でアシスタントを務め、その後ドイツサッカー連盟(DFB)のユースコーディネーターやU-18チームをU-20まで指導した経歴を持ち、同国の若手育成にも関わっている。
そんなスキッベ監督だが、ワールドカップ2大会連続でグループステージ敗退を喫した母国代表について言及。絶対的な選手がなかなか現れず、育成システムに疑問符が投げかけられる中、現代表のスポーツディレクターに元上司のフェラー氏が招へいされたことについて「彼の性格や様々な分野での経験から現時点、適任だろう」と語ると、
「これでドイツサッカーがまた団結し、彼が少しばかりその顔になり得ると思う」と期待を寄せるも、「過渡期にあるのだろう」とドイツサッカーの新しい方向性を体現するような人選ではないと見るようだ。
そして、同監督は昨年のカタール・ワールドカップでドイツに勝った日本も参考にすることを提言。「そこで日本を見てみるのも悪くないだろう。なぜ日本のサッカーが過去10~15年間、ここまで良い形での進化を遂げたのかをね」と述べ、このように続けた。
「選手たちは本当に良い形で成長してきている。中盤の勤勉なミツバチたちばかりではなく、攻撃もどんどん上手くなっている。それに、ヨーロッパ、特にドイツと比べて言えるのは、若手たちは遥かに高い集中力で取り組み、練習に何時間を費やしてでも実践に移そうとすることだ」
日本人選手のその熱心な姿勢も、スキッベ監督がこの先監督としてドイツへの帰還を望まない理由の一つのようだ。「私はとにかくサンフレッチェが気に入っているよ。
できればここでの仕事を続けたい。このチームとともに来シーズンも新しいスタジアムで」と明言し「チームに付き添い、順位表の上位につけさせることが、私の中期的な目標だと言える」とも語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a6f1cf69e3bdf20621709cf92ea7cf77a9cadac
2022年2月に広島の監督に就任したドイツ人指揮官のスキッベ氏。日本に赴くまでブンデスリーガではドルトムントやレヴァークーゼンなど、トルコやスイスなどのクラブ、ギリシャA代表を率いてきた。
一方で、現在57歳の同氏は2000年~04年までドイツ代表でルディ・フェラー監督の下でアシスタントを務め、その後ドイツサッカー連盟(DFB)のユースコーディネーターやU-18チームをU-20まで指導した経歴を持ち、同国の若手育成にも関わっている。
そんなスキッベ監督だが、ワールドカップ2大会連続でグループステージ敗退を喫した母国代表について言及。絶対的な選手がなかなか現れず、育成システムに疑問符が投げかけられる中、現代表のスポーツディレクターに元上司のフェラー氏が招へいされたことについて「彼の性格や様々な分野での経験から現時点、適任だろう」と語ると、
「これでドイツサッカーがまた団結し、彼が少しばかりその顔になり得ると思う」と期待を寄せるも、「過渡期にあるのだろう」とドイツサッカーの新しい方向性を体現するような人選ではないと見るようだ。
そして、同監督は昨年のカタール・ワールドカップでドイツに勝った日本も参考にすることを提言。「そこで日本を見てみるのも悪くないだろう。なぜ日本のサッカーが過去10~15年間、ここまで良い形での進化を遂げたのかをね」と述べ、このように続けた。
「選手たちは本当に良い形で成長してきている。中盤の勤勉なミツバチたちばかりではなく、攻撃もどんどん上手くなっている。それに、ヨーロッパ、特にドイツと比べて言えるのは、若手たちは遥かに高い集中力で取り組み、練習に何時間を費やしてでも実践に移そうとすることだ」
日本人選手のその熱心な姿勢も、スキッベ監督がこの先監督としてドイツへの帰還を望まない理由の一つのようだ。「私はとにかくサンフレッチェが気に入っているよ。
できればここでの仕事を続けたい。このチームとともに来シーズンも新しいスタジアムで」と明言し「チームに付き添い、順位表の上位につけさせることが、私の中期的な目標だと言える」とも語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a6f1cf69e3bdf20621709cf92ea7cf77a9cadac