
2021-08-28


奈良時代から伝わる常識外れの温度!古の和式サウナ筆頭
現在、新型コロナウイルス感染症対策として、四国在住者以外の利用を制限中なので、サウナフォトジャーナリスト・オグ裸が過去に体験したサウナエピソードを紹介しよう。
※こちらの記事は小学館から絶賛発売中のサウナムック「Saunner+」から一部抜粋して掲載しています。ぜひ合わせてご覧ください。
岩を積み上げた小屋の中で、大量の薪を1時間焚く。石壁はチンチンの高熱、床には炭となってまだ赤く燃えさかる薪が残る状態でムシロを敷き、そこに塩水をかけて蒸気を発生させる。この状態で扉を閉めて室内を蒸し上げること1時間。熱と蒸気が混じり合ったところでやっと入室できる。
室温は何と150℃!! 熱くなりすぎた壁に触れぬよう、汚れてもいい長袖長ズボンと、頭へのタオルでの頬ッ被りを必ず着用のうえでの入室、入蒸である。その体感は地獄と紙一重の天国!
体中の汗だの毒素だの何だか悪い沈殿物だの、忘れてしまいたい過去の記憶だの、失恋の思い出だの、体中の穴という穴から、自分の必要のないものがすべてボタボタと垂れ落ちる思い!!
四国在住者以外でも利用できる日を待つべし!
蒸し上げ中。つっかい棒で逃げる蒸気を閉じ込める。
煩悩すら抜け落ちたかのような風呂上がりのオグ裸。
サウナーたちの伝説のバイブル復汗!SJ MOOK『Saunner+(サウナープラス)』
サウナを愛してやまない「サウナー」のための本、現在のサウナブームの火付け役となった伝説のサウナ専門誌『Saunner』(2014年、小学館刊)が、7年の時を経てついに復汗(刊)! コロナ禍による危機を超え、ブームを超え、日本のサウナの未来を考えるというテーマのもと、パワーアップして再登場!
定価1320円(税込)
B5判/132ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252
取材・文/カーツさとう
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