サウナGO!GO!

2021-08-22

牧場やバスがサウナに!いつか行きたい北海道の絶景&個性派サウナ4選のタイトル画像
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北海道のサウナ文化が熱いらしいと聞き、巡り合えたのが北海道のサウナ界を盛り上げるふたりのサウナー。独自の視点から、一度は足を運びたい施設をチョイスしてもらった。

※こちらの記事は小学館から絶賛発売中のサウナムック「Saunner+」から一部抜粋して掲載しています。ぜひ合わせてご覧ください。

ここまできたらブームじゃなくて健康インフラだ!

 サウナは、もはやブームじゃない。そう言い切るのは、現役の医師で日本サウナ学会の加藤容崇さん。地場の北海道のみならず、「自然×文化×サウナ」を共創するプロジェクト『ヴァルス計画』の中心人物でもある。

「第1次や2次の頃はブームでしたが、近年では心筋梗塞や認知症のリスクが減るといったサウナの健康効果が医学的に発表されています。サウナは健康インフラとしてこれからもっと定着していくはずです。だからといって1日に10セットとか、入りすぎるのはよくないです(笑)」

 そんな加藤さんに北海道の注目サウナを教えてもらうと、さすがご自身が通っているだけに個性派揃い。サウナ文化が根づいてきた十勝地方のサウナを挙げてくれた。これらのサウナは大企業の資本でなく、地元の人々や企業、自治体などが中心となったもの。地方にサウナ文化に根づいてきた萌芽を感じられるサウナをピックアップしてくれた。

「十勝の観光シーズンの冬にはスキー客は山に行き、意外と街中には観光客が来ません。街の魅力を生かしきれていなかったのですが、その目玉がサウナなんです。北海道ホテルの林さんがすごくがんばって地元の人を巻き込んだ結果、本州からわざわざ来てくれるようになりました。さらにその人気に気づき始めた地元の人たちもサウナに通う好循環が生まれています」

日本サウナ学会 代表理事・医師
加藤容崇(やすたか)さん
慶応義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット特任助教・医師、北斗病院・医師、日本サウナ学会代表理事。専門は癌の遺伝子検査・研究。著書は『医者が教えるサウナの教科書』。

当麻町「〝ととのう〟」町サウナプロジェクト 北海道当麻町

町長のサウナ愛が炸裂!地元民からも高評価

サウナ好き町長が前澤友作さんのふるさと納税使い道アイデアに応募したことがきっかけとなり実現したサウナバス。サウナルームの木材はすべて町の木材を使用、サウナストーブも町内で設計。関係者も全員サウナーだけあってクオリティーが高く、「わかっているサウナ」バス。

サウナストーブはメンテナンス性を考えた一点モノで、ロウリュも可能。車内の90℃まで温度を上げることができる遠赤外線シートのおかげでポカポカ。ストーブ焚かずともサウナが楽しめる。

Sauna Data
[住]北海道上川郡当麻町1247番地 トウマ電子工業 http://www.touma-ele.com
運行情報はお問い合わせを。

THE GEEK 北海道川上郡標茶町

「The Sauna」譲りの大自然サウナが魅力

1日4組限定のゲストハウス「ザ・ギーク」。部屋の窓の向こうに広がる釧路湿原国立公園、四季の移ろいを独り占め。カヌー、ホーストレッキングといったアクティビティーも楽しめる。新たにフィンランド式サウナを設置。宿泊は湿原に面した部屋のほか和室やドミトリーも完備。

その名の通り、自分の好きを追求するクールなオタクが集うゲストハウス。

建物はJR北海道の「塘路駅」を見下ろす高台に位置するので、冬は北海道唯一のSL列車を、夏は観光列車ノロッコ号をサウナ室から眺めることができる。

〈イチオシ!〉長野・野尻湖にある人気サウナ『The Sauna』を手がけた野田さんが北海道でプロデュースしたナチュラルサウナ。おしゃれで抜群の安定感ありますね。

Sauna Data
[住]北海道川上郡標茶町字塘路原野北7線49番43 [料]湿原ルーム1泊2日1万1000円(2名より)、和室1泊2日7700円(2名より)ほか。朝食付き。http://thegeek.jp


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