
2022-03-20


■連載/カーツさとうの酒と肴と男とサウナ
『24時間サウナ&カプセルホテル レインボー』(新小岩)
「日本政府は見習いなさい! これが本当のおもてなしだ!!」
とことんまいった!
『24時間サウナ&カプセルホテル レインボー』(新小岩)といえば、何といっても114℃高温サウナと14℃水風呂が生み出す寒暖差100℃の快感!
もはやこの時点で、
「ありがとうございますだ!」
と、領民想いの名代官様に感謝する農民が如く、ただただ頭を垂れたい気持ちでいっぱいである。
こちら水風呂! 奥が14℃の水風呂。しかし、ちょっと14℃は「冷たすぎまっせ!」という皆様の為に、手前の浴槽は約24℃のヌル目水風呂!
こうやって水風呂を2種類用意するあたりも、ますます“ありがとうございますだ”極まりないんですが、だがそれは“ありがとうございますだ”の序章にすぎなかった!
114℃サウナ室ともなれば、最上段のタオル地のサウナマットもかなりチンチンに熱い。
なもんで、おケツ熱々状態を回避するために、この施設ではいわゆるビート板のサウナマットが用意されてて、各自それをお尻に敷けるようになっている。まぁこのタイプのサウナは珍しくない。
そんな中、レインボー新小岩店の高温サウナ室って、すばらしいことに、ベンチの座面の奥行きがすごく広いんですよね。となると、体育座りだったりアグラ座りだったり、足先を温度の高い上部に持ってくるサウナ通好みの座り方がしやすい。しやすかったらそりゃしちゃうでしょうよ。
ほらね、広いでしょ座面! そんな感動の……いや汗導の高温サウナ。ほかに中温サウナにミストサウナもございます。
さぁ、座面の広いでサウナ室で体育座りをしちゃいました。すると!!
普通の大きさのビート板だと、お尻は熱々を回避できても、足先がビート板からハミ出しちゃって、今度は足先がとんでもなく熱くて辛抱たまらん状態になっちゃうんですよね。
そんな皆様のために、なんと体育座りしても足先がハミ出ない大型のビート板も用意されてる!!
オレ、こういう利用客の身になった何気ないサービスというかホスピタリティーって一番すごいと思う。“ちょっとしたこと”といえば、ちょっとしたことなのかもしれないんですか、そんな“ちょっとしたこと”をしっかりしてる施設は、本質の部分ではそれ以上にしっかりしてるに決まってるじゃない!
この大型ビート板があるっていうだけで、レインボー新小岩店は、何から何まですごいってこと確定したようなもんですよ!!
そんなホスピタリティーでさらに驚いたのが、ロッカーに小さなメッシュバックが自由に使えるように用意されてるの。スマホとかタバコとか入れて館内持ち歩けるように。
これだけでまたも“ありがとうございますだ”なんだけど、このバック持って、一杯呑みに館内の『お食事処』いったら、各テーブル毎に、そのメッシュバックを引っかけられるフックが取り付けられてるんですよ。
普通こんな細かいことまで気は回りませんよ!!
これこれ! このバッグ&フックを見よ! ちなみにテーブルとテーブルの間隔が超開いてるコロナ対策も◎
このフックは、女性スタッフの方のアイデアと伺ったんだけど、そういうアイデアを思いつく気持ち、それを提案できる空気、実際に採用する社風。この組織としての柔軟性!!
日本政府に爪の垢を煎じて飲ませたい!! いや、サウナだけに体洗って出た皮膚の垢を飲ませたいよ。
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